したいことはできるけれど、したい気持ちを創ることはできない。
起こることが起こっているだけというNon Dualityのことを知ってしまうと、それだと自分が自分の人生に関与できないのではないかと思ってしまう人も多いようです。
Non Duality の教えを聞いた人の中には、自分の人生に参加しても意味がないという不毛な気持ちになって落ち込んでしまう人もいるらしいのです。
私の場合は、この教えを知ったとき、ふぅ~っと肩から力が抜けていくのを感じました。
そうなんだ。
コントロールしなくていいんだ。
全てはただ起きることが起きているだけで、良いも悪いもないということがふっと腑に落ち、心が軽くなったのです。
わかったというより、思い出したという感覚に近いものがありました。
何もコントロールしないで物事の成り行きを観察することで、その瞬間、瞬間に起こることがただ起こっていくのがわかります。
かといって、実際には人生に参加しないことなどできないのです。
わたしたちはいろいろな経験を味わうために、今ここにいます。
ただ、起こることに意味づけしても意味はないということです。
そして過去に起こったことや自分の選択を後悔する必要もないのです。
あのとき、そう決めたのも、そうしたのも、ただ起こることが起こっただけなのですから。
ドイツの哲学者「ショーペンハウアー」がもう200年も前に言っています。
You can do what you want but you can't create your wants.
したいことはできるけれど、したい気持ちを創ることはできないよって。
頑張らないといけないことって、多くの場合、本当にしたいことじゃないものです。
それは、自分の家族や大切な人の場合も同じで、その人に合わないことを無理に頑張るようにいう必要はないのです。
起こることに振り回されて、なんとかしようと心を砕くよりも、淡々と現実を受け止めて、素直な気持ちに従ってありのままの自分で生きていきたいと思う今日この頃です。
今朝の朝焼けです。
夫が出勤前に東向きのキッチンの窓から撮って送ってくれました。
私は、もちろんまだベッドの中です。
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