奪う人は得られない - 人が貧相になっていく仕組み
奪う波動を出していると、その欲しいものは逃げていきます。
お金のことだけではありません。
誰かの大切な時間や、優しさや親切なども同じで、もらえるのならもらっておこうという気持ちでいると、その時は得をしたような気持ちになれても、その奪った時間や優しさや親切は、最終的に自分を貧相にしていくものです。
このことが真に腑に落ちると、本当の自律につながります。
そして、自分を律することができると、自分の人生の舵を握ることができます。
どなたかから自分にとって為になる情報を得たとき、その方の貴重な時間(時間は命です。)を使って話を聞いてもらったとき、ああ、いい人に出会ってラッキーだったと受け取るだけでいると、そこからは何も生まれないのです。
多くの人が誰かに憧れて、そんなふうになりたくて、どうやったらなれるのか聞きたい衝動に駆られ、もらうだけもらって去っていきます。
そして、そんな人たちは、やっぱりその憧れの人には近づいてはいかないのです。
誰かの時間を奪うことはその人の命の一部を奪うことです。
奪っているつもりはなくても、やっぱりそういうことになるのです。
そうして相手のエネルギーを奪ってばかりいると、確実に相手は去っていきます。
恋愛がうまくいかないのも、パートナーから奪うことばかり考えているからです。
そのつもりはなくても、愛してほしいと思うこと自体が、愛を奪っていることなのです。
愛とは欲しがるものでも、与えるものでもなく、湧いてくるものです。
彼の愛が自然に湧いてくるような言動をしていますか?
その愛に見合う器(うつわ)がありますか?
うつわを広げるには、まずは人から奪わないことです。
対価(お金とは限りません)を支払わないで、ただ(無料)で誰かの時間や親切を奪うことに慣れている人で、次のステージへ行った人を私は知りません。
フランスから愛を込めて❤️
ミカリュスより
P.S.
この記事、かなり前にふと降りてきたことを下書きにしておいたものです。
今、読むとちょっと厳しい感じなので、グザグザッときちゃった人もいるかもしれません。
でもここに集ってきてくださる方は、もう十分に与える人なので、ご安心くださいね。
私自身、若い頃はしてもらうばかりの人でした。
その上、せっかくの親切や良きアドバイスが重荷だったり負担に感じてしまうほど、自律ができていませんでした。
人の時間を奪うのが好きではなかったのは、自分の時間も奪われたくなかったから。
今思えば、寂しい生き方だったと思います。
今は、あの頃より自律できているかどうかはわかりませんが、こうして、私の気づきを共有させていただくことで、どなかかのお役に立つこともあるかもしれないし、こういう話は好き嫌いがあるので、言わぬが花で、静かにそっと暮らしていたほうが無難なのかもしれないけれど、私も若い頃に、こういうことを言ってくれたり、態度で見せてくれたりしてくれた人たちに出会えたおかげで、こうして好きな人と好きなものに囲まれて、幸せに暮らせる自分になることができたのだと思うのです。
いつも話しておりますが、幸せの定義は人ぞれぞれで、私が幸せだ〜❤️と思うことは、人によって些細なことでツマラナイものかもしれません。
でも、私はそんなことはどうでもいいのです。
誰かから素敵と思われても、自分が幸せじゃないと意味がないと思うから。
人から見てかわいそうと思えても、本人は幸せを感じて生きている人って世の中にたくさんいます。
そしてその反対の人を多く見てきました。
羨まれるような暮らしをしながら、いつも満たされない人たちを。
今日のメッセージはちゃんと伝わったかしら。
くださった方に返せなくてもいいのです。
私も返せなかった方がたくさんいます。
でも、今、本当にこの歳になって、遅ればせながら、少しでも返していきたいと思うようになりました。
もう二度と会えない人であれば、せめて感謝の気持ちをたくさんを送りたい。
そして、今そばにいてくれる人、これから出会ってくれる人を大切にしていきたい。
そして一期一会ですれ違う人に対しても、せめて笑顔を送りたいと思うのです。
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ミカリュスの魔法の玉手箱
ミカリュス・ブルガリスの世界へようこそ。 ブログでは書けない深くて濃いお話をしています。 愛のある暮らしと地に足のついた精神世界、そしてお…
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