2024.5.31 アルバム制作 - 「誘ガ灯」「聞き飽きた言葉」
毎週日曜ちょこっとずつ公開していくメイキングにて、触りだけ聴いて頂いた新曲たち。
割と早い段階でお知らせした、アルバムに収録したいなぁとぼんやり思っていた楽曲がこの2曲である。
これまた割と早い段階で山本直哉さんにアレンジして頂き、一番早くボーカルRECする予定だったのに、何と鼻声で全くどうにもならず。初日は結局バイオリンのRECのみになってしまった。
「誘ガ灯」はピアノでの単調な伴奏があるものの、頭の中で鳴っているのはピアノ1本ではなかったので、豪華なアレンジをしてもらえて嬉しい。歌詞はずっとこのテーマで書きたかった内容で、ようやくそれに似合うメロディが出来たのでここぞとばかりに一気に書いた。
音楽活動もそこそこ長いキャリアになって来て「らしさ」みたいなものが確立されて来たと思うのだが、正に私らしい曲が出来たなと。このテンポ感とメロディと雰囲気、きっとファンの皆様には気に入って頂けるのではないかと思う。
「聞き飽きた言葉」はその意味で言えば、私らしくない曲かもしれない。ストーリー性がなく、心の中で引っかかっていた事をそのまま吐き出したという点でも地味な変化があった。色んな意味での諦めのような感情があり、それは決してマイナスな意味ではなく、諦念感という一つ先に進める気持ち。大袈裟に書くなら、一つ次元を上げていくような感触。
ちょっと開けて来たのかな、閉じていた部分が。
そして今回レコーディングとミックスを担当してくださったエンジニアの原裕之さんは、以前もご一緒した事があり再会が嬉しかったな。
最初は「邪血の少女」をオンラインライブで歌った時。
次は「Samurai KAMUI -Prelude-」のレコーディングの時。
どのような歌声か知ってもらっているととても安心感がある。
仕上がりもどうなっているのか、楽しみにしていて欲しい!!
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