小林未郁

国内外で音楽活動をする小林未郁の記録。 http://miccabose.com/

小林未郁

国内外で音楽活動をする小林未郁の記録。 http://miccabose.com/

マガジン

  • アルバム制作2024

    2024年、夏発売予定のアルバム制作について、リアルタイムで記事を更新して参ります。 一緒に作っている気分になってくださいね。

  • コラムのようなもの

    日々のぼやきや感じたことを吐露する場所

  • いんぷっと

    映画、小説、ドラマ、音楽、漫画、など良いと思った作品の呟き。

  • 活動記録

    ライブやイベント出演時のレポートです。

  • ただの日記

    思い付いた事を書くところ。

最近の記事

2024.6.6 アルバム制作 - 「Gioiello」

タイトルはイタリア語で「宝石」です。毒を軸に置く私が宝石をテーマに歌う日が来るなんて。 前作で楽曲提供をして頂いたFabio Liberatoriさんの曲。実は前作コラボの為にお会いした際、いくつかのデモを聴かせて頂き、気に入った3曲を既に提供してもらっていた。その内の1曲に日本語歌詞を書き、それをイタリア語歌詞にしてもらい「Dovunque sarai」が誕生した。他2曲もいつか何かで形にしたいとずっと思っていた。1曲は言葉にすると陳腐だが空間系というか、何らか映像や絵、

    • 2024.6.9 アルバム制作 - 「四季万象」Solo ver.

      Solo ver. と書かれているからには元楽曲があるのだが、それについてはもう少し先に触れる事になりそうなので、主にアレンジの事を書こうと思う。 ピアノ弾き語りで録る事は決めていたにも関わらず、私が体調を崩したせいでピアノアレンジがなかなか作れずにいた。それにより滑り込みでスタジオ予約してレコーディングをする事に。 「Mika Type は」の頃からお世話になっている亀吉音楽堂に突然連絡をし、突然RECする流れになった。ここのピアノと環境がとても居心地が良く何かとお世話に

      • 2024.5.20 アルバム制作 - 「Wave」

        もう長いお付き合いになったアーティストのポセイドン・石川さん。彼の紆余曲折を、もしかしたら本人より私が上手に語れるのではないか?と思うくらい色々な出来事が起こる方で、とにかくネタが尽きない。(ネタと言ってしまっては申し訳ないのだが) アルバム収録曲を考えていた3月頭、ちょうどポセイドンさんから連絡があり「歌伴奏のピアノに力を入れているのでコラボしませんか?」と。何と完璧なタイミング、「じゃあアルバム収録しますか?」というすんなりとした流れで決定した。 まずは数曲デモを送って

        • 発表!ジャケットやらタイトルやら発売やら。

          今回も素敵なパッケージが仕上がりました♪ 一体これがどういう仕掛けになっているのか、、肉眼でお確かめあれ。(私も早く見たい) ◆Mika Type 散 1. 聞き飽きた言葉 2. dust dance [Remix ver.] 3. Pouto 4. 闇市へ 5. 誘ガ灯 6. Sei que ganhei 7. Red Spirit [Mika Type ver.] 8. 四季万象 [Solo ver.] 9. Wave 10. Gioiello おまけ 11. 雪の町

        マガジン

        • アルバム制作2024
          14本
        • コラムのようなもの
          10本
        • いんぷっと
          18本
        • 活動記録
          16本
        • ただの日記
          13本
        • おんがく
          13本

        記事

          2024.5.20+6.5 アルバム制作 - 「Pouto」

          実はチェコ語での歌唱は昨年から計画していた。チェコのブルノで開催されたAnime festに出演した時、KENGIDO CZECHのみんな(本業はVeles Stunts)に「来年はチェコ語で歌いたいからコラボ出来るアーティストを紹介して欲しい」とお願いしていた。運営代表のHerbertさんがミュージシャンの知り合いが多いとの事で、色んな人の動画を観せてもらった。その中から数名ピックアップしたのだが、どうやら先方とコンタクトが取れないという理由で頓挫してしまった。この時点でも

          2024.5.20+6.5 アルバム制作 - 「Pouto」

          2024.6.5+6 アルバム制作 - 「Sei que ganhei」

          タイトル発表したものの、何語ですか?と問われそうな。 こちらはポルトガル語です。もっと細かく言えば、ブラジル系ポルトガル語で歌いました。この言語の地域性やグラデーションが興味深くてとても好き。日本語の訛りもグラデーションしていく感じがなんだか好きで。 この楽曲は、「Mika Type は」でお世話になったエンジニアの梶さんにRenato Iwaiさんをご紹介頂いたところから突然このコラボレーションが決まった。新譜の制作に当たり、また色んな言語で歌いたいと思っていて、とお話し

          2024.6.5+6 アルバム制作 - 「Sei que ganhei」

          2024.5.31 アルバム制作 - 「誘ガ灯」「聞き飽きた言葉」

          毎週日曜ちょこっとずつ公開していくメイキングにて、触りだけ聴いて頂いた新曲たち。 割と早い段階でお知らせした、アルバムに収録したいなぁとぼんやり思っていた楽曲がこの2曲である。 これまた割と早い段階で山本直哉さんにアレンジして頂き、一番早くボーカルRECする予定だったのに、何と鼻声で全くどうにもならず。初日は結局バイオリンのRECのみになってしまった。 「誘ガ灯」はピアノでの単調な伴奏があるものの、頭の中で鳴っているのはピアノ1本ではなかったので、豪華なアレンジをしても

          2024.5.31 アルバム制作 - 「誘ガ灯」「聞き飽きた言葉」

          速報!アルバムタイトル発表!

          アルバムタイトルをお知らせします。 Mika Type 散 テーマは「散らかる」です。すんごく散らかっているんですよ、楽曲ごとの音楽性が。 アルバム通して聴くと情緒不安定になりますね。感情が行ったり来たりして。既に私がそうなってます。笑 "Mika Type" という冠を使うか使うまいか悩みましたが、レーベル始まってからのタイトルでもありますし、ずっと掲げていこうと思いまして。 Type には型や種類という意味がありますよね。現時点でのMikaを常に発表していくという思

          速報!アルバムタイトル発表!

          2024.5.11+20 アルバム制作 -「dust dance」Remix ver.

          ライブハウスの企画でシンガーソングライターのムラタトモヒロさんに曲を書き下ろしてもらった。 「ムラタトモヒロと○人の女達」というシリーズで、なんとムラタさんが共演する女達(女性アーティスト)全員に新曲を書き下ろし、ご自身のオリジナル楽曲を女達にカバーさせ、更には女達のオリジナル楽曲もムラタさんがサポートで入り、結果としてイベント開催中その男(敢えてこの表現)はずーーーーっとステージ上にいるのであった。イカれてますよね? 過去何度かお会いした事はあるのだが、さすがにこのような

          2024.5.11+20 アルバム制作 -「dust dance」Remix ver.

          2024.5.17 - 「Red Spirit」 MV撮影

          三味線奏者の山中信人さんに演奏して頂く事が決まった時から、大川荘でMV撮影したいと同時に考えていた.。福島県の為に制作した楽曲で、弊社支店がある大川荘の浮き舞台で、赤と黒を基調とした映像。絶対に合うに決まっている!!! 問題は監督を誰に立てるか、だったのだが、それもすんなりと見つかった。 バイオリニスト益子侑さんをご紹介してくださったイタリア在住の知り合いが、益子さんをご紹介すると同時に菅野一哉さん ( https://sugeno-video.work/ ) もご紹介くだ

          2024.5.17 - 「Red Spirit」 MV撮影

          2024.5.11 アルバム制作 - 「闇市へ」

          ここで楽曲タイトルを記事タイトルにそのまま入れてしまうという。先日SNSでアンケートを実施し、収録決定したのが「闇市へ」である。 レーベル設立後の新譜は、廃盤になったアルバム楽曲の新録+新曲で構成し制作しているので、今回は既存曲からどの楽曲を収録するか迷っていた。 特に2008年のミニアルバム「茶色いピアノ」は初めてピアノ弾き語りのみでレコーディングし、しかもCD-R版でしか発売していないのでレア商品になってしまった。これももう15年前か、、懐かしい。 この中の「メガネ」と

          2024.5.11 アルバム制作 - 「闇市へ」

          2024.5.5 アルバム制作 - バイオリン

          さあ、本格的にアルバムレコーディングが始まるぞ!と思った矢先に体調を崩してしまった私なのですが。何なんでしょう、遠足前夜の子供か。 不甲斐ない思いに駆られながらもメンタルは整った私。自身への言い訳のようではあるが詳しくは寝床で書いたこちらを。 新曲2曲の為に割と早い段階から押さえていたスタジオ2日間、初日は喉が戻らないと予想しキャンセル、2日目はどうにかなるかと思いきや、鼻声が目立ち過ぎて「キャラ変した?」と言われかねない歌声。何よりいつもコントロール出来るニュアンス部分が

          2024.5.5 アルバム制作 - バイオリン

          2024.5.4 - 雑記

          不覚にも体調を崩してしまい喉が炎症してしまったので、ここ1週間安静にしていた。 違和感を覚えたのがちょうどレコーディングの日で、歌えはするが喉が閉まる感じがあり、この負担は後々良くないと判断して即中断して延期にしてもらった。早々に自宅に戻ったがタイミング悪く洗面所の水が詰まってしまい「はあ!?」と声を上げてしまう。喉が痛くても不満の声は出ちゃうのね。早く寝たかったが緊急で業者を呼び修理してもらう。 あまり喉に影響が及ばないタイプではあったので、とても不甲斐ない気持ちで横にな

          2024.5.4 - 雑記

          2024.4.10 アルバム制作 - 新曲アレンジ

          アルバムに収録したいなぁとぼんやり思う新曲が2曲あった。 1曲は2021年には既にデモが出来ていて、弾き語りでは表現し切れないのでどうしようかなとストックしていた曲。 もう1曲は昨年末のボイスメモに “デモ前のデモ” レベルのものが残っていた。寝起きで思い付いたメロディを歌ったらちょうど声がガサガサで、お?なんか良いぞ?と思いながら、ちょっと良い感じのシンプルコードをつけて、おお?好きだぞ?と楽しくなったのだが、人様に聴いてもらうにはどうにも仕上げるのが難しかった曲。 誰か

          2024.4.10 アルバム制作 - 新曲アレンジ

          2024.3.29 アルバム制作 - 三味線

          いよいよ本日より、新作アルバムのレコーディングが始まりました♪ まさかRECのスタートが三味線になるとは。そして三味線と言えば和楽器、弊社には和室がある、では事務所で録ろう!という単純思考にて。 生音で聴けて幸せ。やはり親和性がある。通常のスタジオでも良かったかもしれないが、木の柱や畳の素材、空間に鳴る雑味も含めて絶対に和室で良かった!と思えた。空気感って大事よね。 津軽三味線の山中信人さん、なんと言ってもこの時の楽しさが最高だったので、レコーディングにもついお声がけして

          2024.3.29 アルバム制作 - 三味線

          アニメ映画「ファンタスティックプラネット」 不気味で可愛い(?)キャラクターに惹かれて機内で観賞。海外渡航の途中という事もあり異世界に連れて行かれる感が強まってしまった。日本の漫画だと諸星大二郎を思わせる世界観、何度も観たくなる絵力とストーリー。次は酩酊状態で観たいな。

          アニメ映画「ファンタスティックプラネット」 不気味で可愛い(?)キャラクターに惹かれて機内で観賞。海外渡航の途中という事もあり異世界に連れて行かれる感が強まってしまった。日本の漫画だと諸星大二郎を思わせる世界観、何度も観たくなる絵力とストーリー。次は酩酊状態で観たいな。