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はじめまして、はじめますね、月子と夜子です

ひとりなのに、ふたりいる感覚で、生きていかなきゃならなかった。

でも、もうひとりの自分が、

ねぇ、そろそろ本気だしたいんだよね?

と煽りはじめて、どれくらいだろうか。

数年前くらいから突っ込まれてたかな。

月の店が飽きたわけではない、まだ二年だ。

しかも、地味に、四月は店の契約更新月だったりする、おいおい、店閉めてるのに!

本当に続けるのかい?このまま、いまの月の店を?何度も言ってたじゃない、さてどうなのよ?

このタイミングで、この状況はなんなのだろう、時が止まった。

今までと同じことが出来なくなるのだ、

もう、昔には戻れない。

いよいよ、はじめることを、はじめるのだ(大袈裟)

新しく生まれ変わる、大国、人間、時代が、楽しみでならないよー。

いくつくらいからだったろうか、

砂場のみんなの喜怒哀楽と、

遠くの夕陽と細い三日月と、森に帰っていく鳥たちを、

小高いコンクリートの山の滑り台の上の端っこからひとり(もしくは、同じ星の宇宙人と)、

それを眺めていた、客観の人(子供のころから変人だったね)


その頃から、みんなと一緒にキャー可愛いがずっと出来なくて、キャー可愛いねーわかるー!でも、わたしはちょっとお先に失礼しますねっていう。

さぁ、こんな変人が変人扱いされない時代がくるだろうか、この流れに乗って。


正直、店を動かしたくて働きたくて、うずうずしてるが、待とう、必ずそのタイミングがある、そのはじまりのヒントがどんどんやってくる。

あと、少しの時間でいいから、青や緑や透明にかえりたい、旅がしたい、そこで深呼吸したい。


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