「べき」の呪いが解けた日
先日、某イベントのミーティングがありました。
ここで私は呪いを解いてもらえたのです。
悩んだ1か月
イベントを開催するにあたって、どんな内容にしようか、進め方はどうしたらいいのか、どうすれば楽しんでもらえるか、あれやこれやと考えているうちに悩みだして、いつの間にか1か月が経っていました。
あれもするべき。これも考えるべき。これを伝えるにはその準備をするべき。あとは、あとは…。
そんな風に考えているうちに、こんな言葉を思い出したのです。
「べき」という呪いをかけていませんか?
あ。
と思ったのですが、この時にはもう自分でもどうしたいのか分からなくなってしまって、もう降参。
素直に白旗をあげる事にしました。
あっという間
思い切って、運営メンバーを募ることにしました。
自分の中でまとまってから募集する「べき」と思っていたのですが、これも呪いだ!と切り替えました。
基盤から出来上がってないということを白状して、「相談させてください。さらに運営も一緒にして欲しい」という無謀な募集w
こんな無謀な声かけにも関わらず、あっという間に集まってくださいました。
あっという間はこれだけではありません。
文字のやり取りだけで、私の思いだけでなく、これからの予定や、何を決めていくのか等、あっという間に整頓されて決まっていきました。
あっという間はまだまだ続きます。
「じゃあミーティングしましょう」という事になり、すぐにアンケートがとられて、すぐ日程が決まりました。
さらにはミーティング当日の進め方まで決まるという。
すごすぎ。。。
あっという間、もっと欲しいですか?ありますよw
そのミーティングは1時間の予定でしたが、
基盤が見つかるまで15分。
今後の予定や決め事で15分。
あれ?あと確認しておく事とかないかな?(3回くらい聞いた気がするw)
といった具合に、あっという間に形になっていきました。
なんの1か月だったんだw
悩んでるうちに、さっさと声をあげてしまう方が良いんですねw
身を持って学びましたw
呪いが解けた
自分だけで考えているうちに、がんじがらめになった思考がスルスルっとほどけて、更に余計なものをそぎ落とされていくような感覚でした。
素晴らしすぎるメンバーのおかげで、心の真ん中にあったシンプルな気持ちが見えるようになりました。
「え、これでいいの?」と「あ、これやん」が同時にやってきました。
「べき」の呪いが解けて、ぐぐぐぐーーーーんと物事が進んだ日でした。
誰かに甘える
自分でやりたいと言いだしたのだから、自分一人でなんとかする「べき」と思っていました。
ところが、ミーティングが終わるころには、逆に甘えようという気になれていました。
甘える事で早く進むし、何より「チーム」になれる気がするなと思えたからです。
「甘えちゃいけない」「頼っちゃいけない」
どこかでそんな風に思ってしまっていた気がします。
これも呪いの効能(?)なのかもしれないw
みなさんの優しい気持ちと、受け入れてくれる懐の深さと、それぞれの行動力と、一緒にやろうという思いが重なって、イベント開催へのスピードが一気に加速しました。呪いはどこへやら。
頼りになりすぎる素晴らしいメンバーに恵まれて、呪われた1か月のあとに、幸せとワクワクがやってきました。
人生を一歩豊かにする方法のひとつは、甘えることかもしれません。
誰かに解いてもらう手もある
もしかしてその悩み、「べき」の呪いじゃない?
自分で呪いを解くのが難しい時は、誰かに解いてもらう手もあるよ。
一人で頑張りすぎなくても良いんだよ。
一人で頑張らない方が良いこともあるよ。
未来の自分が迷った時に、過去の自分にこれを伝えられたらなと思います。