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12月に作ったもの

ミートローフとソーダブレッド

牛ひき肉を安く手に入れたのでミートローフを作ってみた。

ゆで卵があったので中に入れてスコッチエッグ風。
よく覚えていなかったけど、結婚してから初めてだったみたい。夫は初めて食べたと。
ついでにソーダブレッドも焼いてこんな食卓に。

牛乳とバターでマッシュポテト。こういう献立にピッタリよね

食パン

薄力粉消費をがんばっていたけれど、たまにはふわふわ食パンも食べたくなる。最強力粉スーパーキングを買ってきて、久しぶりに作った。

窯伸びが良いスーパーキングだけど、今一つ高さが出なかった。少量イーストでオーバーナイト製法のせいもあるかもしれないけど、こねるときの水の温度が低かったのが原因ではないかと。次回はもう少し高さを出したい。
味は最高。さすがスーパーキング!

高さは今一つか
パかっと2つに…湯気がふわっと。幸せな瞬間

フルーツケーキ

クリスマス用お菓子。
昨年はアイシングクッキー、それ以前は数年連続でシュトーレン。
今年はイギリス風にフルーツとナッツたっぷりフルーツケーキにすることに。
まずはフルーツ漬けづくり。レーズン、いちじく、アーモンド、くるみ、オレンジピールをひたひたラム酒に漬ける。スパイス(シナモン、クローブ、ナツメグ)も加えて熟成。

いちじく、オレンジピール、クルミ、アーモンドはレーズン大にカット
とぽとぽっとラム酒を注ぐだけ。ああもう食べたくなる!

1週間後、ドライフルーツがラム酒をすっかり吸って液体部分はなくなっています。さあこれを使っていざケーキ作り!

バターも卵も冷蔵庫から出して常温にしてあります。
バターと砂糖をよく混ぜてふわっとした感じのクリーム状にするのは問題なし。最も緊張するパートはその後で卵を加えるところ。分離…するんだよね。特に冬は分離しやすいのかな。鬼門です。
今回は絶対に分離させない!と気合が入っていました。卵は前日から出して、もちろん卵は溶いて少しずつ……最初はよかった。いい感じに乳化して、お! 今回は成功か! と思ったものの、最後の方で怪しげなぶつぶつが…やっぱり分離したか~…がっかり。
冬場は常温じゃだめだってことだね。少し湯せんにかける必要がありそう。

ほかに、違う製法を試すのもいいかな。
これは砂糖+バター泡立て→卵→薄力粉という順序で混ぜるシュガーバッター共立て法だけど、分離を避けるには、シュガーバッター別立て法という、白身を泡立ててメレンゲにして加える方法の方がいいみたい。ほかにフラワーバッター法という、薄力粉とバターを先に混ぜる、なんてやり方もある。それも良さそう。
基本的にはオイル使用のお菓子を作ることが多いのでチャンスは多くないけど、今度パウンドケーキ等バターケーキを作る際は、どちらかを試してみようと思う。

今回1本は夫の帰省時のおみやげにして、わたしの職場にもお裾分けしようと思って3本も焼いただけに、失敗したのは痛いと落ち込んでいたけど、よく膨らんだし食べてみたら問題なくおいしい。複雑なスパイスの味とフルーツとナッツぎっしり、かなりリッチなフレーバーのおいしいケーキです!(よかった…!)

3本も焼くとちょっとしたお菓子屋さん気分

こうしておやつに、食後に…いろいろに楽しめます。

アフタヌーンティーに
夕飯後、赤ワインと

どうやら、最初のバターと砂糖をよく混ぜる工程と、最後に粉を加えてからしっかり混ぜるところが重要らしく、それがよくできていれば分離しても問題ないらしい。ネットで見た情報だけど、パティシエ10人にもその違いがわからなかったとか。

ところで。
日本ではなぜかここ何年かでドイツのシュトーレンは誰もが知るクリスマスの菓子パンになったけれど、こういうイギリス風クリスマスのフルーツケーキはクリスマスのものと認識されていないのかも? とふと思った。
ネットで「シュトーレン風パウンドケーキ」なんて銘打って、トップに粉砂糖をかけていたりするパウンドケーキ(フルーツケーキ)を見かけたので。。

職場で配ったけれど、なんでパウンドケーキくれるのかな、って思われたかも……ナッツとフルーツとスパイスがたくさん入っていてシュトーレンと似たものなのだけどね。イタリアにはパネトーネという同じくナッツとフルーツぎっしり、スパイスの効いたクリスマスに食べるパンがあるし。みんな似てます。

なんてことをいちいち説明するわけにもいかないし……難しいね。
まぁ、おいしくできて何より。
かなり長く持つと思うので、熟成させつつゆっくり楽しんでいこうっと♪

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