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自治体の公募情報はどこを探せばいい?
こちらは、90%は無料記事で、最後のパートだけ有料としています。
無料部分だけでも、自治体ビジネスに取り組む方にとって十分有益な情報になっていると思いますので、ぜひ最後までお読みいただけると幸いです。(2024/12/11追記)
自治体から業務受託をしたいと思ったとき、真っ先にどこのサイトを見ていますか?
すぐに「NJSS」が頭に浮かんだあなたは、とても恵まれています。きっと、会社がかなりの予算を割いてアカウントを購入してくれているのだから。
私の経験上、これらのアカウントは年間数万~十万円くらいかかります。
自治体からの売り上げが数百万円規模では、割に合わない金額ですよね。かといって、各自治体のホームページから地道に情報収集するのも大変です。
なんといっても、自治体だけで1700を超える数があります。公営企業や国の出先機関を含めると、数千団体に上るともいわれ、限られた体制ですべてをカバーするのなんて絶対に無理!
そこで活用できるのが、公募情報のポータルサイトです。
以下、だれでも使えるサイトから会員向けのサイトまで、思いつくものを挙げてみました。そのうち詳細比較とかランキング作るかもしれません。
テーマによってさまざまなサイトがあるので、目的に合ったサイトをぜひ探してみてください。
1.業務委託系
◆官公需情報ポータルサイト
中小企業庁が運営するサイト。国や独立行政法人の情報が多めです。また、絞り込み条件も初心者の方にはハードルが高め。慣れた方にお勧めです。
◆BEST PPP
行政と民間をつなぐポータルサイトとして、指定管理情報を中心にアップされています。
◆PPP/PFI協会
最新情報だけでなく、データベースとしても秀逸。勉強会も開催しており、とてもためになるサイト。
◆PFIインフォメーション
PFIに特化していますが、事業者だけでなくアドバイザー公募情報も網羅されているのが特徴。
2.公有地活用系
◆公共R不動産
使われなくなった、もしくは今後使われなくなる(使用停止)公共空間の情報を全国から集め、それを買いたい、借りたい、使いたい市民や企業とマッチングするためのウェブサイト。
3.アイディアコンペ系
◆コンペディア
クリエイターのためのコンテスト情報が掲載されており、「国・地方自治体主催」のページも。
4.有料データベース(以下、2024/12/11追記)
ジャンル問わず現在や過去の公募情報を幅広く集め、素晴らしい検索機能やリマインド機能をそろえた公募情報データベースがあります。
ここではいくつか有名どころをご紹介します。
◆NJSS
すでにご利用の方も多いと思います。
私も前職では普通に使ってましたし、独立後もこれがないと話にならないため、必要インフラとして利用してます。
お値段かなりしますが、ターゲット自治体の発注動向や競合分析、落札企業調査など、営業段階の幅広く情報収集に活躍します。
◆入札王
NJSSと並んで有名ですね。
コストを抑えるため、地域を絞って契約することもできるようです。
私は全国のクライアントを支援するので使ったことがありませんが、営業エリアが限定されているなら、狙い目かもしれませんね。
まとめ
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