
馬名から学ぶ雑学② ~セキトバイースト~
3/2㈰は改修工事を終えた阪神競馬場にてチューリップ賞 GⅡ がありますね
昨年9番人気ながらも2着に逃げ粘り🐺に的中馬券をプレゼントしてくれた『セキトバイースト』

今回は 赤兎馬 についての雑学です
赤兎馬は三国志及び三国志演義に登場する馬
演義では西方との交易で得た汗血馬と言われている
『赤い毛色を持ち、兎のように素早い馬』の意味
※🐺は三国志演義も好きなので演義の話をします(詳しくはない)
赤兎馬といえば、三国志史上最強の武将と名高い呂布奉先の愛馬です
「人中に呂布あり、馬中に赤兎あり」 の言葉は有名ですね
当初、董卓が所有していたが、呂布とその養父の丁原を離間させるために李粛の策で呂布に贈られた
呂布はその見返りに丁原を殺し董卓の養子となるが、貂蝉を使った王允の『連環計』により今度は董卓を殺害する
その後、呂布は曹操に討たれ赤兎馬は曹操の手に渡るが、気性が荒く誰も乗りこなせずにいた
当時曹操は賓客として曹操軍に居た関羽を自分の配下にしたいがために様々な贈り物をしたが、関羽の劉備への忠義は崩せなかった
「貴殿なら乗りこなせるだろう」と
赤兎馬を与えたところ、それまで一向に喜ばなかった関羽が大喜びし誰も乗りこなせなかった赤兎馬を見事乗りこなしたのである
喜ぶ理由を曹操が尋ねると
「この馬は1日に千里(414.72㎞)を駆けると知っております。今幸いにこれを得て、もし兄者(劉備)の行方がしれましたら、1日にして会うことが出来ましょうぞ)
と答えたために曹操は愕然とし、また後悔したという
劉備、関羽、張飛の義兄弟(桃園の誓い)が、新選組の近藤勇、土方歳三、沖田総司と重なって好き

そののち、関羽が処刑された後は、呉の馬忠に与えられたが馬草を食べなくなって死んだという
そんな赤兎馬ですが、トルクメニスタン産のアハルテケという品種の説があります

アハルテケは、スピードと長距離の持久力が高く、毛色から黄金の馬として知られている
アーモンド型の眼も特徴的で、もしや…と思ったが、GⅠ9勝の『アーモンドアイ』の馬名の由来はここからではなく、美人とされる顔の眼の形だそうです。
ここでアハルテケの話をしてしまうと長くなってしまうため我慢しますが、アハルテケの話もなかなか面白いのでウィキペディア貼っときます

遊んで…....…る?