
猫、真菌症でハゲる
こむぎを飼い出してから1ヶ月ほどは幸せな毎日を過ごしていました。子猫のパヤパヤとした毛はなんともいえない触り心地で隙あらば撫でました。
ある日いつものように撫でているとモソッとした手触りが…。違和感のある場所をよく見てみると
ちょっとハゲてる!!!
左側の脇の毛が固まり、ポロポロと剥がれ落ちていました。
炎症などはなく、毛が黄色い汁で固まったような見た目でした。
急いで病院に連れて行くと病名は「真菌症」でした。
あまり聞き覚えの無い名前ですが、いわゆるカビ。水虫なんかと似たような感じです。
野良猫時代に雑草などについたカビに、幼猫や老猫などの免疫の弱い子が触れると発症するのだとか。
さて治療すれば治る病気だと分かり一安心するとお医者様から一言、「人とか他の動物にも移るから気をつけて」と言われました。
移る病気は厄介だなぁと思っていたところ「あと薬塗ったとこは舐めさせないでね」とさらに追い討ち。
お医者様が塗ったそばから、ンベンベと毛繕いしようとしているこむぎを見て覚悟しました。
白いクリームのような薬を日に数回塗り、後はひたすら舐めないようにガード。エリザベスカラー付けるほどは気にしなくてもいいと言われたためひたすら手でガードしました。
子猫はひたすら動き回るのでボディガード、もしくはストーカーのようについて回りました。
初めは5ミリ程だったハゲが最終的には5センチ程に広がるとそこからは産毛のような毛が生えてきて1~2ヶ月ほどで治りました。
しかし初めての病気が目に見える病気で良かったと思います。
幸い部屋の隔離のみで感染なども起こりませんでしたが、人間でも幼児や高齢者などがいる家は気をつけた方がいいと思います。