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日本むかしばなし その3
オーバーサイズのスウェットを着て家族で外食中、子供に慌てた顔で、「ママ!パジャマで来ちゃってるよ!」と大きめの声で指摘された時はそれより大きな声でムキになって否定する。
おはようございます。
上の写真は、新本店に設置される麹室(こうじむろ)です。
麹室は、麹を造る工場などでも奥の方に置かれていることが多く、なかなか目にできるものではありません。
青源本店は、お客様に生きた麹菌を体験していただく機会をご提供し、彼らのパワーを感じて欲しいと考えております。
本格的な麹造り教室も企画中です。
お楽しみに!
さて、青源はついに安永の大火を経験します。
安永2年(1773年)4月。宇都宮の8割が焼けたと言われるこの大火事で、2000戸近くの家が焼失し、130人近くの人が亡くなりました。
青木屋源四郎の米問屋も、焼けました。
この災害から学んだ源四郎は、文化2年、火事でも燃えない建物を作ろうと、大谷石を使って文庫蔵を建てます。十一代青木屋源四郎の時代のことです。
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それが、現在の本社にある一つめの蔵。
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蔵に入ると、天井にこのように記されています。
頑丈な石によって作られた蔵の中は、200年経った今もその時のまま私たち青源を守ってくれています。