気負いなく自然と、頑張る気持ちが芽生えたこと

過去の記事を見て驚いた。
臨床心理士の先生との治療を終えてから、一年と数ヶ月しか経っていない。
もはや前世のような気がしているというのに。

最近ますます、今まで見えなかったものや見たくなくて目をそらしていたことを見るようになった。苦しみを伴わず、できるようになった。
自分の中に今もしつこく残る自罰的なところとか。自分を攻撃したい衝動とか。そういうものから気を逸らすべく興味のない本や記事をだらだら見てしまう癖とか。
そんな自分に嫌気がさし、ちゃんと向かい合うことにした。
それは本当に自分自身なのか、それとも誰かが入れたゴミなのか。
こちらがまっすぐ見ると、その部分は萎縮したように感じた。
そして、やはり私自身ではなさそうだと思う。

仕事をもっとがんばることにした。
私はこれまで実力以上に評価されていたのは間違いない。理系の職場にいる女性ということもありきっと高下駄をはかせてもらっているし、優秀でEQの高い周りの方々に助けられ許されながら、ここまできている。
自信をもって、プロフェッショナルとしてやっていると胸を張って言えるようになりたい。
助けてくれた皆さんのおかげでここまでできるようになりましたとまっすぐお礼が言えるように、実力をつけていきたい。

怖くて見れなかったあれこれや、ぎりぎりの状態で生きてきて見る余裕のなかったこと。ただフラットに見ることさえできれば、まず取り組むことができる。

心身ともに健康だとこういうことが出来るのかと、いまだに感心する。目から鱗が落ちる。

いくら急いでも、すくすくと育ちこつこつずっと積み上げてきた人にはきっと追いつけないんだろうな、と思う。
私は生い立ちのわりにはまあまあ出来る方かもしれないけれど。運もけっこう良かったんだろう。

一つずつ、がんばろう。