自分がいなくならない心強さについて

とても良いパーティでした。人が怖くなくて、向き合いながら考えや興味を伝え合い、お互いの好きなものを交換し楽しみ、この先も大切な思い出となりそうな時間になりました。

翌日は一人で歩きました。晴れた風が強い日。枯葉がくるくる舞いながら次々と地面に降りてくる中、いつもの三本足の犬と散歩するおじさんや、遊ぶ家族連れのいる公園を通りました。
逆光の中のその景色が美しくて、胸の奥がぎゅっと寂しくなるような、でも同時に幸せな気持ちもありました。

人生の内側にいて喜びを実感する時も、人生の外側に近い場所にいる気がして心が過敏に傾く時も、どちらもそれぞれ大切な時間です。
そして、どんな時間でも、私の心が見えている限りは、寂しさがあっても絶望することはないと知りました。

世界に包まれながら、自分が世界に溶け出すことはもうなくなっていることを、思い出しました。