父親が亡くなるという経験
私の父親が先日亡くなりました。
原因はリウマチの薬を長年飲み続けたことで膵臓癌になったことです。
膵臓癌は普通3ヶ月しか持たないそうですが、うちの父親は2年近く生きました。
私は2年前まで約12年間日本にも帰ってなく、うちはとても仲良しの家族でもないので今まで子供の時以来家族の誕生日を一緒に祝うこともなかったのですが、今回はもしかしたら最後かもしれないしと思い、6月の初め頃の父親の誕生日を日本に戻ってお祝いしました。その3週間後くらいに亡くなりました。
その時はまだ全然元気だったので、びっくりしましたが、最後に楽しく過ごした思い出が残ったことにはとても感謝しています。
母親も最後に飲み物をあげておいしいと言ってもらってそのまま寝ているのを看取ったのでとてもラッキーだったと言ってました。
父親も病院には行きたくないと言って最後に母親に飲み物をもらって満足して行けたようです。
結果全てがベストな環境とタイミングだったなあと母親と話しました。
それはやっぱり父親が人生で徳を積みまくっていたからなんだなあとも思いました。お葬式に来ていた仕事関係の人たちの様子から父親の外での人物像が初めてわかりましたが、すごくいい人だったようでした。
今まで、自分が死んだときに人に迷惑だけはかけたくないとは思っていたけど、「死に方」については考えたことがなかったので、これが最終的に自分の「生き方」による結果になるんだって学びました。
死期は決まってても「死に方」は今の自分次第で、それによっては最高の最期を迎えられるということなんだと思います。
これから先は父親に教えてもらったこのことをさらに意識して、納得いく最期を迎えたいと思います。
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