夜中に眠れないときは。
2人目の赤ちゃんがお腹に来てくれて3ヶ月。
眠りが浅く、朝まで寝ていられない。
トイレが近すぎて、夜中の3時くらいに起きてしまう。
それだけならまだいいんだけど、
頭が冴えてしまって起きたあとにすぐ眠れないことが多い。
だいたい、いま不安に思ってることや、
やらなきゃと思ってることが、
頭の中をめぐる。
そんなときは、隣で眠っている娘の手をそっと握る。
やわらかくてもちもちしていて、ちょっと湿っぽい。
手を握って、娘の呼吸に合わせて、
わたしも息を吸って吐く。
イメージはぽかぽかの縁側で
春の陽気につつまれた空気を
深呼吸する感じ。
息をする音だけに意識を向けていく。
そんなことをしているうちに、いつの間にか朝になっていた。
この文章を書いたのは、つわり真っ只中のときだった。
今はもう妊娠７ヶ月目に入り、
３ヶ月の頃よりは体調が安定してきて
眠れる夜も増えた。
それでも、トイレは近いし、鼻詰まりがあったり、
週３日くらいは朝まで眠れない。
娘の寝相がこの短期間で激しくなったこともあり
おちおち手も握っていられない。。
そんなとき、私はいつも心の中で唱えるの。
赤ちゃん、今日も元気でいてくれてありがとう。
パパとママのところに来てくれてありがとう。
ゆっくり大きくなってね。
子宮さん、胎盤さん、臍の緒さん。
全ての赤ちゃんを育ててくれている細胞のみなさん。
今日も、赤ちゃんを守り育ててくれてありがとうございます。
それから、今日も健康で平和な１日を過ごさせてくれた
私の身体全ての細胞のみなさん。
今日もありがとうございます。
それから、全先祖霊のみなさま。
今日も平和で幸せな１日を過ごすことができました。
命を繋いでくださったおかげです。ありがとうございます。
おやすみなさい。
赤ちゃんのこと、自分のこと、ご先祖様のこと。
はじめは、妊娠初期の体調の安定しないときに、
前置胎盤の所見があるということで、
赤ちゃんと胎盤さんへの思いを巡らせていただけだった。
（胎盤さん、上の方にあがってきてください、とお願いしていた。
１人目の時も妊娠後期に前置胎盤と言われていたけど、手をあてて毎日お願いし続けていたら上がってきてくれた。だから私は信じている。
そして今回も上がってきてくれた。）
そのうち、健康でいられることへのありがたみをひしひしと感じて
自分の身体の細胞さんへもありがとうの気持ちが湧いてきて。
そしたら、そもそも今生きていられるのって、
ご先祖様たちのおかげやん、って思い始めて。
眠れない夜に、ひとつずつ心の中で唱える。
そんなことをしているうちに、いつの間にか朝になっていた。
2023/05/23 響花
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