発達障害系YOUTUBERの偏り
今晩わ。お疲れ様です。
今日も発達系YOUTUBERさんの動画を見ていたのですがなんだか心配になるような偏りがある事に気がついたので、今日はそれを書きます。
正直、現在の発達障害系YOUTUBERさん達が高い能力の人に偏っています。
子供を産み子育てする中で子供の障害発覚から初めて本人も発達障害だと知った女性。(学校や会社員生活などでは違和感だけで済んでいたレベルの方)
社会に出てから知ったけれど交渉能力、転職や起業などで乗り越えた男性などです。
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これらの社会の中でもサバイブできる人を『発達障害』だと認定してしまうと、
一般の方が『やっぱり個性や性格で済むレベルの障害。大袈裟に騒ぎすぎている。』と認識してしまう気がします。
又は一般の方が自分も発達障害なのでは❓と思い始める方が増える気がして危惧しています。
本当ならば別に現在社会生活に問題がなくても生活レベルが向上するなら発達障害だと認定されるのは悪くないとは思うんですが、
一方では、発達障害での困りごとが軽度で職務能力の高い方を認定する事でこの障害自体が軽視されるような気がするんです。
実際にはYOUTUBE制作なんてとてもとても出来ないような、実行能力、集中力、管理能力、経済力、精神力、の方が多くいます。
高レベルYOUTUBERさん達の発信する情報は、一般の発達障害者やその親御さんなどにとって希望になるような内容が多く、見ていてプラスではあるのですが危険も孕んでいる状況だと思います。
結局同じ発達障害の中でも、弱肉強食が始まっていて本当に困っている人たちとの解離が始まっているような、、、よく見えない状況になっている気もします。
人は希望に満ちたものが好きで死を連想させる物を見ない特性があります。
発達の困りごとが軽い、もしくはそれを上回る能力でを充実した生活を可能にしている発達障害者が少数いる一方で。
なんの特技も集中力も秀でた部分もない方が沢山います。正直、この障害をもつ大半の人は才能なんてありません。家の中から出れない、交通費がない、コミュ力がなく人前で離せない、月に一度の通院を辛うじてこなす発達障害者もかなり多いです。
発達障害は生まれつき脳神経のバランスが悪いので、二次障害になりやすく、鬱病、双極、不安、パニック、強迫性、睡眠、気分障害、など色々併発してて当たり前のような世界です。
当事者が誰も発信しないなら発信する発達障害者が増えた方がいいと思う一方で、どんどん認識がずれていってしまうのではないかと不安です。
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