とりあえず後ろ見てみた
何にもないように感じていて、虚無の遊びに時間を使ってきてそれで、何やってきたんだろって後悔して泣いたり。
現在地と理想までの距離が全然繋がらないのだった。というか、現在地に絡め取られそうで、全然理想と違う沖の方へ流されてしまいそうで怖くて、今の自分や過去の自分を悔やんだりして。
本当に私は何もしてこなかったのか、あらためて考えてみた。
後ろを振り返ってみたら、全く何もなかったわけではなかった。
結構それなりに、山積みに何か積まれていた。
何が積まれていたのか。
それは、ーー試作品の山だった。
私は 過去のあるとき、どうしても書く仕事をやりたいと考えた。本が出せたらいいなと思った。でも、何が向いてるのか、正直なところわからなかった。noteに書いてみることにした。
小さいころ絵本作家になりたかったから短い物語を書いてみることにした。
最初は全然見向きもされなかった。
占いとか日記とか絵とか写真とかもあげてみた。私は占いは責任を感じてちょっと向いてないと思った。
読書感想文を書いたり、詩も書いてみたりした。交流してくれる人ができた。
30話まで短い物語を書き終えることができた。楽しかった。
ショートショートを書いてみた。
エッセイを書いてみた。
ラジオ風の日記を書いてみた。
CDの紹介をした。映画の紹介をした。
歌詞を募集していた曲への作詞をした。何回も聞いてとりあえず完成させた。4年で再生回数は700回くらい。詩とか作詞は難しいと思っている。
作詞した曲をオープニングにするために架空のアニメを考えてみた。
架空のアニメはアイデアちょこっとしかだけど今も自分が書いて形にしたいと思っている。
教えてもらったアニメの感想を書いてみた。ガンダムとかガンプラとか知らない世界だったのに橋がかかった。
みんなまだまだかもしれないけど、私はいろいろ試してきた。
振り返ってみたら、試作品の山があった。
私は何もしてこなかったわけではなかった。
かっこわるいかもしれないけど、試してきた。
夢を諦められなかったあのころの私は端から試した。
未だ私はまだ書く仕事を諦めきれないし、諦めたくないと思っている。
note以外でもかっこわるいくらい、いろいろ習ったりして、挫折もして、今もまたやるみたいで。
本当にやりたいことや向いてることが書くことなのかそこはもう正直分からないし、なんか最近まで忘れていたけど、諦めたくないみたいで、自分の執念深さに驚いている。