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結婚前に考えたい、子どもを持つかどうかについての大切なこと。

結婚が決まり、準備を進める中で、「子どもを持つこと」について漠然と考えたことってありますか?

周りの友達が出産したり、親から「孫ができたら〜」なんて話をされたりすると、ふと「あれ?私たちはどうするんだろう?」と思うこともあるかもしれません。

私は親の「孫ができたらこんなこと一緒にしたいな〜」という発言に、正直モヤモヤしてしまうこともよくありました。

親には「自分たちのタイミングで考えるから!と言えたとしても、その「自分たちのタイミング」についてパートナーと話すことってなかなか難しいな、とも思うんです。

デリケートな話題だからこそ、話すタイミングを見計らってしまう。
けれど、そうこうしているうちにどんどん時間だけが過ぎていき焦りを感じてしまうことも…。

そうならないように、お互いの気持ちを少しずつ話してみる、そんな大切さについて今回は書いてみたいと思います。

話し合いのきっかけになるテーマ


そもそも、子どもをもつかどうかを決めることって、人生の中でとっても大きなテーマの一つですよね。もちろん、すぐに答えが出るものではないし、急いで答えを出す必要もないんです。


例えばこんなテーマで話し合ってみるのはどうでしょう?

・お互いに子どもについてどう思っているのか?
 子どもがほしいという気持ちはどのくらいか?
 (もし不妊治療が必要となった時にどうするか)
 逆にほしくないという気持ちもあるか?
 また、その理由は何か?

・不安や疑問はある?
 育児負担はどうなる?
 共働きの場合、保育園の送迎は?
 何かあった時は実家の支援を受ける?
 経済的に大丈夫?

・いつごろ考え始めたい?
 まずは2人で過ごす時間を大切にしたい
 2年後くらいに考えたい

お互いの考えや感じていることを共有することで、「漠然としていた子どものこと」が少しずつ具体的なテーマとして見えてくるはず。

将来を見据えた身体のチェックもおすすめ!


また、子どもを持つかどうかについて話し合う時に、ぜひ考えてほしいのが「自分たちの健康や体のこと」。

妊娠のしやすさは、女性の年齢や体調によると思われがちですが、不妊症のうち、男女ともに原因がある場合は24%、男性のみに原因がある場合も24%だったというWHO(世界保健機関)の調査結果もあります。

助産師として、様々なカップルを見てきたからこそ、「もっと早く知っていれば…」という後悔はしてほしくないんです…!

そこで、男女ともに定期的な健康診断を受けたり、いわゆるブライダルチェック(一般的には、将来的に妊娠・出産を考える人を対象とした婦人科検診を含むヘルスチェック)を受けてみるのもおすすめです。

・子宮や卵巣の状態
・ホルモンバランスの数値(卵巣年齢を知るためのAMH検査など)
・感染症の有無

これらを事前に知っておくことで、子どもを持ちたい!と思ったタイミングで準備を進めることもできますし、「今すぐに子どもは考えていない」という場合でも、将来への安心感が変わってくるかと思います。

子どもを持たない人生だって素敵な選択肢


また、子どもを持つことだけが幸せではないですよね。

「2人でのんびり過ごす時間を大切にしたい」
「お互いのやりたいことを応援し合える人生でいたい」

という想いもとても素敵なもの。

大切なことは、お互いが納得できる選択をすること。
そして、その選択肢を一緒に考えて、一緒に選んでいくこと。


一度話し合ったとしても、考えが変わることはよくあります。
その時その時で、お互いに気持ちを確認し合いながら進んでいけるといいですね。

「そういえば、こんなnoteを読んだんだけど〜」と話をするきっかけにしてもらえたら嬉しいです!

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<参考資料>
・こども家庭庁, 男性不妊について, https://funin-fuiku.cfa.go.jp/dictionary/theme06/ , 2024年11月29日


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さっこ|今と未来をつなぐ助産師
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