五十肩を治してくれたのはお気に入りの美容院でした
6月から参加している天狼院書店のライティング・ゼミ。
週に一回、2000文字前後の課題を任意で提出すると、フィードバック担当がWEB掲載レベルかどうかを判断します。
今週月曜夜〆切分、第8回課題が昨日フィードバックされました。
結果、またもや不合格、でした(´-ω-`)
それでは没ネタ公開します! その後に例によって言い訳?なども…。
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五十肩を治してくれたのはお気に入りの美容院でした
「五十肩」と聞くと、どんなイメージが浮かびますか?
五十歳前後くらいの年齢になると、つまり「年をとると肩が痛くなる」そんな感じでしょうか。
実は私もそうでした。
だから3年半ほど前、右肩に発症した時、五十肩がこんなに辛いなんて思ってもみませんでした。
例えていうなら「まるで自分が障害者になったよう」でした。
右腕をだらんと下げた状態を0度、空に向けてまっすぐに伸ばし、腕が耳に付いた状態を180度としましょう。
普通それは「当たり前に」できることですよね?
それが、腕を真上に伸ばしても耳に付かなくなり、135度までしか上がらなくなり、だんだんと90度、ひどい時で45度、つまり右斜め下より上に、腕が上がらないのです。
日に日に腕が上がらなくなることを想像して下さい。恐ろしいと思いませんか?
トイレタンクの上に置いた、トイレットペーパーを取るのにひと苦労した時、「もしも自分でお尻が拭けなくなったらどうしよう」と、本気で不安になりました。
具体的な症状は人によりますが、それが私の五十肩でした。
痛みに関しては、眠れないほどの人も居るそうです。
私の場合、そこまでではありませんが、普段の生活では、ほんの少し肩を動かすだけで、思わず顔をしかめる激痛が走りました。
そんな日々を半年ほど過ごした頃に出会ったのが「フーレセラピー」です。
サロンのブログを偶然見かけたのがキッカケでした。
そこに載っているお客様の声や、ビフォアーアフターで腕の上がり方が変わっている写真を見て、興味を持ちました。
場所がそれほど遠くなかったことと、半額キャンペーン中で60分3000円だったということもあり、早速予約しました。
とはいえ最初は正直、半信半疑でした。
他の人には効いても、私には効かない可能性もあるからです。
私は、あまり気に入らなかった美容院のことを思い出していました。
カット中に感じよく美容師さんと世間話をし、仕上がりに満足している風な雰囲気を醸し出して店を出ながら、実は心の中で「リピートはしないな」と考えている、まるで二重人格のような私。
また、あぁなるのかな……と。
そんな気持ちで初めて伺ったそこは、セラピストさん(以下、先生)の自宅サロンでした。
いつも綺麗に掃除されていることがわかる、ツヤツヤの木の階段を上がって二階に行き、間接照明で穏やかに照らされた6畳くらいの部屋に案内されました。
そして長袖長ズボンの、上下に分かれたトレーナーのような施術着に着替えます。
続いて肩を温めながら足湯につかり、カウンセリングを受けます。
私は今までの経緯を話しました。
半年くらい前に感じた右腕の違和感が始まりで、当初はマウスの使い過ぎによる腱鞘炎かなと思ったこと。
漢方薬のお店に行ったり、整形外科で痛み止めをもらったり、カイロプラクティックで電気針を受けても、効き目はあまり感じられなかったこと。
特にカイロは、治療とはいえ男性の先生だけの部屋で、背中を丸出しにした施術着で居るのは嫌だったため「女性専用」のここは安心できたこと、等々……。
ひと通りこちらの状況をお話ししたら、施術開始です。
床に敷かれた大きなタオルの上に、仰向けに横になりました。
タオルといっても、その下には複数の薄いマットが重なっているため適度な厚みがあります(サロンにより敷物は異なる)。
先生に言われるまま、右足を曲げてひざを立て、そのまま左に倒すと体も左向きになり、左足だけ伸びた状態になります。
すると先生が、左足の腿の付け根を、ご自身の「足」で押し始めました。
「う~~~っ! 痛いけど、気持ちいいです~~!」
フーレセラピーとは「手を使わずに、足の様々な部位を使い分けて、身体全体を優しくほぐすことで、血液やリンパの流れを改善し、身体全体の治癒力を高め癒していく」施術なのです。
(フーレセラピーアカデミーホームページより一部抜粋)
たとえ五十肩をよくするためでも、下半身から始めるそうです。
先生によれば「心臓に血液を戻して、新鮮な血液をめぐらせるため」で、「そうすることで血行がよくなり、肩こりや五十肩にも効果がある」のだとか。
施術中は「痛いけど、気持ちいい! イタキモです!」と何度言ったかわかりません。
「これ、本当に足で押してるんですか?」とも。
それくらいポイントを押さえた刺激があり、全身のコリがほぐされるのがわかりました。
初めての60分が終わって立ち上がった時に一番変化を感じたのは、姿勢がよくなっていたことです。
常に猫背気味の私の背中が、すっと伸びていて、姿勢を悪くしようとしても出来ません。
「筋肉が緩んで歪みが改善したため」だそうで、これには驚きました。
肝心の五十肩には、自覚できるほど大きな変化はありませんでした。けれど
「自分では絶対に押せないところを押してもらえて気持ちよかった」し
「こんな施術があるのか! とビックリした」ので、
施術後のアンケートにはこれらのことと共に
「仮に五十肩の痛みが変わらなかったとしても、来てよかった」と書きました。
その後、私はそのサロンに定期的に通うことにしました。
90分コースを、1か月に1~2回くらいのペースでしょうか。
五十肩を別にしても本当に気持ちよい施術だし、綺麗なご自宅サロンで施術を受けながら先生とおしゃべりする、それだけで十分価値があると感じたからです。
技術を完全に信頼して全てゆだね、リラックスし過ぎて眠ったり、おしゃべりに夢中になったり。
それはお気に入りの美容院と同じでした。
結果、右の五十肩は、通い始めて半年ほどでずいぶん改善しました。
同じころ左肩にも発症しましたが、それも1年ほどで改善し、今は両腕とも耳にちゃんと付きます。
とはいえそれなりに時間が経っていますので、もしかしたら通わなくても治ったのかも、しれません。
通う、通わないの両方を体験することは不可能なため、定かではありませんが。
けれど、上がらない腕、動かない肩と痛み、それらによる不安が無くなったのは、間違いなくフーレセラピーのおかげでした。
ちなみに五十肩が治った今も、月1くらいのペースで通っています。
それは施術の「気持ちよさ」が病みつきだからです。
さて、良いことばかりのフーレセラピーですが、ネックもあります。
それは「サロン自体が少ないこと」と「継続するには少々お値段が高い」ことです。
ホームページによれば、地方によってはサロンが無い、もしくは数件だけの県もあるのです。
美容師と同じようにセラピストとの「相性」もあるので、その少ないサロンが合わなかったら残念なことになります。
値段も私が通っている所は、初回お試し価格でも60分6000円から最長120分1万円。
サロンによっては最長90分1万円以上の所もあります。
安いか高いか、感じ方は人それぞれですが、最初からこの価格だったら、私はきっと通いませんでした。
けれど、もしも五十肩で悩んでいて、近くに運よくフーレセラピーのサロンがあって、値段も「この痛みが改善されるなら高くない!」と思えるならば、まずは試してみられることを強く! おススメしたいです。
これを読んで興味を持たれたあなたが、良いサロンに出会えて、辛い五十肩から一日も早く解放されることを、かつての経験者として、願っています。
≪終わり≫
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最後までお読みいただきありがとうございました。
全16回の折り返し、8回投稿して6回不合格です。
今回は「コンテンツとして弱い」でした。
フーレセラピーを「お気に入りの美容院」と例えたのですが、もっとギャップのあるものにした方がいいとのことでした。
…正直に言います。
もう素直にフィードバックを受け入れられなくなってましてね…。
他の人のフィードバックにあった「クライマックスが弱い」なら納得できたんです。
今の私は「フーレセラピーのおかげで治った」と思ってますが、初めて受けた時に確信を持てたわけではないので、少し弱めの表現になってますからね…。
気に入らなかった美容院の話を考えたことは事実で、そこから派生して書いた例えなので、私にはこの例えがベスト、だったんですね。
それを別のことに例えてまで、このネタを書こうとは思えなくて…。
フーレセラピーはセラピストさんへの感謝もあるので「失敗したくないネタ」ではありましたが、書き直そうという意欲は既に無くなってしまいました。。。
冒頭を「問いかけ」にして、若い人にも興味を持ってもらえるようにしたり、美容院の話を少し早めに入れたり、「フーレセラピー」とは何か、という説明を少し後に持ってきたり、最後まで読んでもらえるよう「自分なりの工夫」はしたのですが、そのあたりについては全く触れられないのも残念でした。
そもそもライティング・ゼミのフィードバックには「良い所を褒める」という考えはないようです。
もっとも上記の工夫は「良い所」にも入らないかもしれませんが…。
折り返し地点に来てわかったことは、
元々WEBライターになりたかったわけでもなく、
読まれる記事を書けるようになりたかったわけでもなく、
ブログも始めたり止めたりなんども挫折して、
ただなんとなく「あの人のような文章が書けるようになったらいいな」
程度の興味の人間には、
向かない講座、やり方なのだろうということでした。
実際ここまでくると、WEB掲載されるメンバーは、ほぼ定着しています。
皆、面白いネタと、最初からそのネタを読まれる文章にする文才を、ある程度持っている人達のような気がします。
それでも。
私の「初投稿初掲載」は、第一講しか受けてない時に書いたものなんですよね…。
その他の講義内容を全く知らない時に書いて、掲載されたんだから、文才はゼロだとは、思えないんですよね…。
自分で書いてて( *´艸`)クスクス なんという自信家?((´∀`*))ヶラヶラ
まぁその「変な自信」がフィードバックを素直に聞けない理由なんでしょう。
でも別に、プロになりたいわけじゃないから、いいんです。
あと8回、それでもなんとか書いてみようと思ってます。
実里でした。
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