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NOT FOR ME

「海外では、自分が気に入らない製品のレビューを書く時に"not for me"、つまり『自分向きではない』という言い方をすることがある」という話を見かけた。

それはつまり、自分にとっての良し悪し以外に、誰かにとっての良し悪しがあることを認めることで。
それはつまり、自分と異なる価値観、ひいては自分と異なる存在を尊重することで。
製品レビューのみならず、いつでも心に留めておきたい考え方だと感じた。


それとは別に、"for me"、つまり「自分向きなのか?」「自分にとって、そうなのか?」という自問を絶やさないことが、とても大切に思えた。

誰かに「そんなの、意味が無い」と言われる。
誰かが「これが一番大事だ」と語る。
誰かは「あんなこと、不可能だ」とボヤく。
-それは、自分にとってもそうなのか?

大抵、答えは"not for me"なのだと思う。

この1年、自分を足踏みさせるものを多少強引にでも振り払って、無邪気に駆け回ることがとても大切。
少なくとも、僕にとっては。

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