長女の憂鬱、そして宣言。
お家こもりのゴールデンウィーク。
直接あうわけでもないのに、私は妹(2歳下)弟(6歳下)それぞれのLINEやり取りに心の底から不快に思った。きょうだいなのに…。
そして私はここに宣言をする。
私はお姉ちゃんを辞める。
きょうだいのどのボジションにも言い分がある。
でも親がしっかりしてない家庭で長男長女は最も可愛そうな人々だ。
両親について詳しくは書くと切りがないので、
簡潔に書くと
宗教→借金→家事放棄&DV→カオス
今では笑い話にできる程ではあるけれど、
私が可愛そうな長女に陥るには十分な環境だった。
私がぐれても誰も文句は言えなかったと思う。
でもぐれずに真面目にやってきた。
だってお姉ちゃんだから。
長女の特徴として世間で見かけるのは、
①私が頑張らなくっちゃ。頼りにされたい。
②プライド高い。だって私は長女だから。
③我慢、我慢。
うん、わかる。私、正真正銘の長女だな。
小学校に入学した時、自分で体操着を急ぎ買いに行った。親が説明会に出てなくって直前まで何が学校で必要なのか分かっていなかったのだ。
そんな頼りない両親をみて 私がしっかりしなくちゃっていう①が子供の頃からメキメキ発達。
家にお金のないことは分かっていたから、欲しい物なんて容易に口には出せなかった。近所の子のお古ばかり着ていた。
だから、社会人になって貯金しないとと思ったのも妹弟が必要な時に使えるようにと思ったからだ。
一度だけ妹のために使った事がある、それなりの金額だ。妹は特に感謝を述べることもない上に、態度も悪かった。いや、最悪だった。でもその事について私からも何も言わなかった。
②のプライドから私の二人のために貯金していた事は話したことはない。
これは喜ぶだろうと思って誕生日も近かった弟に個別に選んだNY土産は、次の月に実家に帰ったら
置きっぱなしになっていた。何も言わずに自分の家に持って帰った。
GWのやり取りは大したことはない。
ただ、きょうだいなのに、こんなにも分かりあえないのかと落胆した。
そしてこれまでの様々なことを思い出して、妹弟の私に対する態度改めて怒りが溢れて、ふっと思った。
妹も弟も社会人になった時点できょうだいって概念はなくさなくてはいけなかった事を。
自分のことは自分でできる。私が勝手に心配したり、気にかけるべきではなかった。
私がバカだったなと思った。
そして、私はお姉ちゃん辞める宣言を私の誕生日を迎えるのと共に果たすことができた。
もちろん妹弟には言わないけれど。