漫画が好きになったきっかけ
突然だが、皆さんは漫画は好きだろうか?
私は好きだ。ギャグから少年、少女、青年、ティーンズラブ、アマチュアの創作同人と、ジャンルの垣根を問わず気になれば読んでいる。読むのはもちろん、描くのも好きである。
では、私がアニメでもゲームでもなく、漫画に沼ったきっかけはなにか、備忘録として残したいと思う。
元々、姉兄(主に兄)の影響でアニメはよく見ていた。世代的におジャ魔女どれみや、デジモンシリーズ、ポケモン、クレしん、ドラえもん…挙げればキリがないが、幼少期はアニメとゲーム、おもちゃが私の嗜好品だった。ちなみに一番好きだったのはクレしんで、初めて自分でビデオテープに録画したのもクレしんだ。自分が野原しんのすけの声真似ができて親近感が湧いたのもあり、ボーボボよりちびまる子ちゃん&サザエさん、ちびまる子ちゃん&サザエさんよりドラえもん、ドラえもんよりあたしんち、あたしんちよりクレしん、といった子供だった。私の記憶が正しければだが……
そんな私が漫画に傾倒したきっかけは、あさりちゃんとポケスペだ。
あさりちゃんは、当時購読していた学年誌で出会い、目のキラキラを真似しようと模写を試みたことがある。結局細かい少女漫画特有の瞳は真似できなかったのだが。とにかく、絵柄と内容がとっても面白く、毎月楽しみに読んでいた。
そして、少年漫画の扉となったのが、そう、ポケスペことポケットモンスタースペシャルという、ポケモンを原作とする作品との出会いであった。
当時、学年誌で“すてらねぶね”編が掲載され、第3章のレッドが出てくる話が漫画だけ収録された別冊コミックに収録され、さらにはポケスペの歴史といおうか、各章のあらすじが掲載された特集に、私は釘付けになった。母方の祖母の家に持っていき、読みふけって、母の実家近くのスーパーで単行本を買ってもらったのを覚えている。
その後、夏休みを使って当時発行されていた単行本を全巻、読みながら揃えた。結果、学年誌に少女漫画も少年漫画も、とにかく漫画が充実してきたこともあり、私は小学校中学年くらいから、漫画を描くようになった。内容は闇歴史なので割愛するが、自由帳を開いては休み時間に黙々と漫画を描いた。もちろん外でも遊んだが、そこから兄が見ていたコロコロ作品のアニメを自主的にレンタルし、見直すことも増えた。
学年誌からジャンプに飛んだため、私自身はコロコロやちゃおなどの児童漫画雑誌は経由していない。高校時代、児童漫画家になりたくて、高校生の制服でコロコロを買ったことはある。余談ではあるが、高校時代に買っていたコロコロが35周年と騒いでいたのに、今年「MusicるTV」でコロコロ45周年ソングのプロジェクトが進行しているのを知り、時の流れの速さを感じた。
話を戻すと、私を漫画好きにしたきっかけのポケットモンスタースペシャルは、私にとってなんだかんだ言ってずっと好きな作品である。幸いなこと?に、山本先生から入ったため、真斗先生からの作画交代問題も難なく受け入れられた。
何が言いたいかというと、ポケスペありがとう、これからも読みます、といった感じである。
皆さんの沼っているジャンルのきっかけは何だったろうか。ぜひ、思い返すきっかけにしてくれれば幸いである。
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