【漫画感想】むねのうちには (2)

　久々の新刊。1巻出たのだいぶ前じゃないかな。と思ったら1巻は5年前の発売だったようだ。随分経ったね。

　この作者さんの作品は、すごくインパクトがあるという感じではないのだが、なんか買っちゃう。

むねのうちには (2) 【電子限定おまけ付き】 (バーズコミックス)

　正直な話、最新話だけ読んで、それまで結構気にしてなかったんだけど。最新話でいきなり妹の恋愛話になってるから、なんか違う作品読んでるのかと思ったくらいなんだけど、2巻を通して読むと、話がつながっていた。良かった。

　話の筋としては、妹が太っている、と思っていたが、実は胸が大きいから普通の制服だと太って見えてしまうという状況だった。そこで縫製が得意な人が体型にあった制服を仕立ててくれて、良くなったという内容。で、その縫製が得意な人と兄が結婚する。そこまでが1巻の話。

　2巻では、その問題が解決して、結婚して一緒に住むようになったり、妹と同じ悩みを抱えてる後輩女子が現れてアドバイスして慕われるようになったりとか。あとコンプレックス男子がやってきて妹に惚れちゃうとか。そういうのは別にいいんだけど。とか思っちゃう。お前のようなやつに妹はやれん（誰目線なんだ）。

　そうだね、独特の静けさがある作者さんだよね。眼鏡のカノジョとかもそうだったけど。騒々しくない。そこが良いところ。あとメガネキャラが多い。だから買っているのかもしれない。多作ではない人なので、気長に続巻をまとう。