アクチュアリー試験 合格へのタクティクス 数学(上巻) 雑感
こんにちは!ミミです!
試験もいよいよ近づいてきましたね。
ア受験生御用達、「合格へのストラテジー」シリーズにさらに上位(?)版「タクティクス」シリーズが「数学」で発売されたとのことで、早速購入してざっくりした感想をてきとうに書いていきます
※以下、内容は個人のものであり所属する団体を代表するものではありません
見た目
大きさはストラテジーと同じで、問題量の分厚みがあります。表紙の肌触りが個人的に好きではない。あと裏表紙にめっちゃ広告載ってて草。
中身
問題以外の部分がほとんどない
前書きみたいなのが数ページで終わり、その後リンク集みたいなのが数ページにわたってQRコードだけ羅列されていてめっちゃ簡素な作りになってます。ストラテジーでよくある必須公式集みたいなものもありませんでした。ひたすら問題を詰め込んだって感じみたいです
構成、問題はWBとほぼ同じ
ちゃんと確認してはないですけど、たぶんWBとほぼ同じ章の構成です(Amazonに書いてるので各自確認してください)
で、問題の方なんですけど、基本的に過去問とほぼ同じです。これも確認してないですけど、おそらく全て対象問題の数値変更になっていると思われます。問題の下に参考の過去問の年度が書いてます。タクティクスを網羅すれば過去問の方が模擬試験のような形で利用できるといっているだけありますね。
解答のわかりやすさはストラテジーとかわんないんじゃないですかね?しらんけど。というかわかりずらい解答の存在の方がまれなきがするので気にするほどではない気がする。(ちなみにミミはWBの解答全般はそこまでみやすいとは思ってない)
憶測ですが、「WBを商用化したかったけど当然権利の問題があってできないわけなので、どうせだし全部数値変更した」というような雰囲気を感じました。なので基本的に未出対策にはならないです。
良かったとおもったこと
問題の直下に解くために必要な公式がまとめられている
別解が多い
WBと違い問題の重複が排除されている
これ以外のところは良くも悪くもないです。というか別に解いてないし正直あんまり感想がない。WBでよくね?(完)
これは誰が買うんだ?
ここからがおそらく本題(?)になるんですが、タクティクスの発売前から「WBでよくない?」という声がちらほら聞こえ、実際中身を見た自分自身も結論同じ感想です。じゃあなんでタクティクスが発売されたのか、真面目に考えました。
WBの合法的商用化&継続的管理
問題構成のところでもふれましたが、タクティクスは事実上「数値変更版WB」です。じゃあWBでいいじゃんとなるんですが、
WBがここ数年更新されてない。新傾向のウェイトも大きくなってきた
WBの解答が有志の作成、なので誤植の修正などに当然義務がない
掲載サイトががっつり広告を載せている都合そもそも存在がグレー
とですね、WBが今後何らかの理由で消える可能性は大いにあります。その前に先手を打って「書籍」として出版することで、WBを事実上無料じゃなくす分今後継続的なWBを管理を行なっていくという目的があるんじゃないかと思いました。
なんかつかれたのでこのへんで終わりにします。社会人になっておもったのですが、大学時代は大学の印刷機を勝手に使ってWBを全部印刷していたのですが、今は当然そうもいかないので、「WBを紙でもちたいけど印刷はお金がかかって大変」というアナログ人間(わい)には結構いいんじゃないでしょうか?学生は大学のリソースでWBを印刷しよう(自己責任)。
ではでは〜〜〜〜