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【韓国映画】ビューティー・インサイド

韓国語の勉強のため、韓国のドラマや映画を見る事が多い私。

が、しかし。
最近は、勉強のため、を言い訳に内容の方にしっかりとハマってしまっている。

どちらがメインか…言わずにおこう。

せっかくなので、その中から少しずつ感想でも書いてみようかと。

今回は、2016年公開の韓国映画「ビューティー・インサイド」

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配信が終了するとのことで、慌てて鑑賞。

イ・ドンウク氏が出てるのでね。
これは見ておかないと、と。

ネタバレ含みますので、今から観られる方はそっと画面を閉じてください。

まず、設定はぶっ飛んでいる。

主人公は、ある日突然、18歳の時から、目覚めると別人になってしまう。
大人、子供、男・女、外国人…。
外見が全く違う人になってしまう。
そのせいで、人に会うことができず、ネットを利用して家具のデザイナーとして生活している。

身分証明とかどうするの?とか、途中で海外に行ってるんだけど、パスポートは?銀行に口座とか開けないよね?とか思ってしまった。

と、下世話な私の感想は置いといて。

彼には想い人がいる。
家具屋さんで働く、イス。
毎日、違う顔で彼女に会いに行く。

家具屋さんでイス。
日本人は少し混乱する名前である。

ある日、外見がパク・ソジュンになった日。
彼は3日間寝ないで彼女と過ごす。
イスも、主人公ウジンに惹かれるようになる。

だが、ウジンはうっかり寝てしまい別人になってしまう。

さて、そこからどうなるのか?
って言うストーリーなんだけども。

外見重視の韓国。
整形はごく普通に日常にある世界。

そう言う世界で、果たして外見が変わっても愛は続くのか。

もう、何年も前の映画なので、今ならルッキズムとか言われてしまうんじゃないかと、心配になる内容。

3日間寝ないで頑張ったのに、うっかり寝てしまった後の次の姿が、それを表してるんだと思うけど。

うん、ちょっと胸が痛かったな、私は。

それからも、ウジンは子供になったり上野樹里(!)になったり。

次第にイスは心を病んでいく。
そりゃ病みますよ。
愛する人の顔がわからないんだから。

思い出はたくさんあるのに、彼の顔が思い出せない。

このセリフは、切なすぎました。

いや、まずウジン本人がその状態で、今まで病まずに生きてこれたことがすごいと思ってみたり。

どうも、私にとってこの映画は、娯楽として楽しむよりも、現実的になってしまう内容だった。

外見よりも、中身が大事。

とは、言うものの、例えば。
最初がパク・ソジュンでなかったらとかさ。

やっぱり、第一印象って大事じゃないですか。

第一印象って、見た目がほぼほぼ決めるじゃないですか。

それでも、一緒にいるうちに、内面にまで惹かれて行くのが、恋愛じゃないですか。

と、言うことは、どちらも大事って事になるんだよね。

ま、第一印象は最悪でした!とかって言う話も時にはありますが。

ウジンは、自分の変わりゆく姿を動画に収め続けている。

その日1日が終わる前に。

「오늘은 여기까지」
今日はここまで、と言うひと言を残して。

途中から、そこにイスが加わる。

2人で声を合わせて言う、「오늘은 여기까지」は、もう2度と巡り会えない2人の姿なのだ。

突拍子もない設定だけれども、切ないラブストーリー、ビューティー・インサイド。

おしゃれな家具に室内、最後のチェコでのシーンも美しくて。

豪華な俳優陣からオーディションに参加した人も含めて123人が演じたウジン。

イス役はハン・ヒョジュ。
めちゃくちゃきれいな女優さん。

そして、イ・ドンウク氏をもっと長く使って欲しかった〜!(超個人的感想)

これから鑑賞しようと思われる方、エンドロールの途中にまだ映像ありますので、最後まで観ることをお勧めします!

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