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BTS Jin : 極強火オンマジンペンの2泊3日(実質一日)の韓国旅行記①

ついに!
ついに!!
つーいーにーー!!!

極強火オンマジンペン、韓国の地に降り立つ!

退職して。
今年の12月には必ず韓国に行こうと決めて。
8月にはもう予約を入れて。

推しの姿を見ることが出来なくても。

彼の住む国にいる。
彼が、生まれ育った国にいる。

その実感が欲しかった。
ただそれだけ。

空気の匂い・質感、雑踏のざわめき、風の音…。

彼の感じている五感の一部を感じ取れたら。

完全に自己満足の旅。

そんな私の韓国旅行記。

12/4、我が推しソクジンさんの32歳のお誕生日。

出国2日前。

韓国から不穏なニュースが届く。

この時代に聞くことはないだろうと思っていた「戒厳令」。

ソクジンさんのWeverseライブが来るのを楽しみに待っていたが、この戒厳令のせいで各音楽事務所が活動を停止するとのお知らせが出た。2024年のセンイルライブは実現されなかった。

転役後、初めての誕生日。
彼も楽しみにしていたのではないかと、心が痛んだ。

そして、家族からは心配され行かない方がいいんじゃないかと止められる。

ネットでは、今は韓国に来ないでくださいと謳った動画が散見される。

雨女の私を揶揄って、外に出た途端に雨が降り出すとか言うレベルではないよと、息子なりの心配の言葉。

キャンセルと言う言葉が頭をよぎった。

それでも、ギリギリまで様子を見る。

センイル渡韓をしている、Xのフォロワーさん達に様子を聞く。
不躾に質問してしまったフォロワーの方々、楽しんでいるところを、本当にごめんなさい。
リアルな情報を得ることができて、とても助かりました。ありがとうございます。

さらに、渡航禁止情報をこまめにチェック。

そして、外務省が提供する海外旅行や海外出張の際に登録できるサービス、たびレジに登録。

翌日には、少し落ち着いた情報を得ることができ、渡韓を決意した。

1日目。
私のいる田舎からは、韓国への直行便は日に一本。韓国に着くのは18時頃の予定。

飛行機の中は、ほとんど韓国の方。

お隣に座られた女性が、窓からの写真を撮ってほしいとジェスチャーで伝えてきた。

窓際に座る、同行してくれた友人にスマホを託す。

初、現地の人との韓国語交流!

예뻐な空

なのに、言葉が出てこない。かろうじて出てきた言葉は、スマホに写る空の写真を見ながら言った「너무 예뻐요〜」……

情けなかーっ!

それでも、예뻐、예뻐と答えてくださるご婦人。

飛行機を降りる時も話しかけてくださった。
ソウルに行くの?どこに泊まるの?ホテル?
少しだけ聞き取れた言葉に、少しの、さらにカタコトの私の返事に、にこやかに答えてくださって。

韓国の方の温かさを知ることができた、飛行機の中でのささやかなふれあいだった。

無事到着してみたものの、外はもう暗い。

息子よりも年下の友人と2人、別の飛行機でやってくる友を待つ。

仁川空港の中のクリスマスイルミ

今回、縁あって日本語の話せるタクシードライバーの方を紹介していただき、2泊3日の旅を同行してもらえることになっていた。

3人揃ったところで、まずは食事に連れて行ってもらえることに。

タクシーの中で、私はテンションマックスで、私の韓国語がどこまで通じるのか、ひたすらに試させてもらった。

ちょっと興奮しすぎたと、今になって反省している。

だが、旅の恥はかき捨て、ではないけれど、このチャンスを逃したら、現地の人と直接話せる機会は次いつ来るのかわからない。

한국어 잘 못해요という私に、잘해요と答えてくださる。
정말요?と返すと、진짜 진짜と大きく笑ってくださった。

またも韓国の方の温かさを知るワンシーンだった。

この方、本当に良い方で、時間が遅いので食事は軽いものにした方が良いと、そこまで考えてくださっていたのだが、残念ながらそのお店がお休みで…。

とりあえずホテルまで送ってもらい、明朝の約束を取り交わし、お別れをした。

英語での対応だったのであまりよくわからなかったが、無事、ホテルにチェックイン。

韓国語も英語もままならない私。
困った困った。ダメだなぁ…

その後、近くのコンビニGS25まで歩いて行き、キンパやらカップ麺やらを買って帰った。

テーブルが小さいので積み重なったカップ麺達

そこでまた、出会いが起きる。

レジに行き、ふと「袋」と単語を忘れてしまう私。

ジェスチャーで伝え、하나 주세요。

봉투?と聞いてくださるレジのお姉さん。

봉투、봉투!봉투 하나 주세요!!

その私の姿が面白かったのだろう。

にこやかになるお姉さん。

その後も簡単な会話を少しだけ交わし、ババーイと、まるでソクジンさんの挨拶のように言い、手を大きく振って送り出してくださった。

本当に、韓国の方は優しい。
それを痛感して、1日目を終えた。

カップ麺の作り方を間違えた友の話は、内緒にしておこう。

長くなったので、2日目はまた後日。

よかったら、また読んでくださいね。


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