上京
きっかけは東京の大学への進学。
好きなものを追いかけて好きなことをやっていたら東京に住み続けていた。
そこには音楽が密に関わってくる。
好きなバンドの出身大学に入ったら仲間ができた。
インディーズバンドのローディみたいな事をしてるうちにドラムの組み立てと基礎を教わった。
音響の専門学校へ行って青山の小さなスタジオや映画の撮影所で何年か働いた。時間的に安定した仕事を探したら大きな広告代理店に迷い込んで、世の中のお金の流れを知ることになった。
これらは東京でしかできなかったことだ。
今ならそんな事はないかもしれないけども。
それでも東京にはライブ会場や美術館やジャズ喫茶、音楽BAR…と音楽やアートを楽しめる所が多いのだと思う。私にはそんな所が必要なのだ。
そして長い付き合いの仲間が近くにいること。
慣れたかどうかは何十年たってもわからないかもしれない。街は変わってゆく。人も変わってゆく。
あなたにとっての"京"は海外かも、しれない。