ときめきとうらはら
昔々、懐いてくれた男の子がいてよく我が家へ来た。彼の彼女、なんかあるとすぐ窓から飛び降りようとするという。彼が他の女の子と仲良くしてたとかそんな理由だ。その度に待て待て待てって止めなきゃおさまらない。
たしかにそういう子に好かれそうな男の子だった。
そしてそういう女の子は情が厚くて女っぽい(魅力的)のだ。ざっくり言うと。
ジェンダー多彩な今どんな組み合わせがあるのかわからないから「男」「女」は一つの象徴で、AとB
くらいに思ってもらえれば。
女を泣かす男に時間を割くのはもったいない。
わかっていても気になって仕方ない。
そんな男がどうしても好きな女もやっぱりいる。
情が厚い人は魅力的だ。
情念に変わると厄介だけど。
人を大事にしない人はひとでなし。
人はときどきひとでなしになる。
自分だって誰かにとってはひとでなしでろくでなしだ。
結局2人のことは2人にしかわらかないってこと。
彼と彼女のことも。
彼と私のことも。
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