高齢猫のフード選びの難しさ
糖尿病になった高齢のねこさま
糖尿病で一時、2.8Kgまで体重が落ちたねこさま。
血糖値コントロールがうまく行き、
ロイヤルカナンの糖コントロールをもりもり食べて3.6Kgまで回復した。
長期血糖値チェックのために血液検査をすると、
腎臓の数値がじわりと上昇。
高たんぱく食は腎臓には良くないという。
急ぎではないので、在庫分の糖コントロールを食べた後は
腎臓ケアに切り替えていく予定になった。
最優先は、ねこさまがよくたべること
腎臓が悪くなると、食欲が落ちる可能性があるという説明を受け、
インスリン注射をしているねこさまの食欲が落ちると、
低血糖のリスクが出てくるので、こちらは即時命に関わるので注視するようにしないといけない。
いまのところ、規定量のフードをしっかり完食しているので心配はないけれど、
フード切り替えもリスクになりうるということを忘れないようにしたい。
定期検診の大切さ
若いねこさまでも、体重や尿量のチェックだけでなく、
血液検査くらいまでは定期的に行った方がいいのだろうな、と感じている。
更にCatlogBoarなどの、トイレの量、回数、体重を測定できる機器があれば、「なんとなくおかしい」を数値化できたり、
即病院!という状態を判断できる可能性が高まり、結果的にねこさまの長生きにつながる。
腎臓病も糖尿病も、早め早めにケアできれば寿命は明らかにのびるし、
病気が発覚した際の飼い主の心のダメージも軽減される。
(糖尿病は、基本的に毎日2回インスリン注射が必要だが、血糖値コントロールがうまく続けば、寿命に近いくらいには生きることができる。)
よりよく長生きしてもらうために
正直、ねこさまが糖尿病になるまではマメな飼い主とはいえませんでした。
そんなふうに暮らすのも、ねこさまの健康あってこそなんだなあと、病気になってから痛感しています。
経験しないとわからないことはあるけれど、その一回で命を失わないために、学べることはあるはず。
このような健康問題は、にんげんもねこさまも同じであると心に刻んで暮らしていかないといけないな、と思う日々です。