『志村流』/志村けん
僕的2大スターの一人!!!
いま大学生の僕ですが、親がドリフ世代だったこともあってその影響で、物心ついた頃には『8時だョ!全員集合』に食い入るように見ていた。当時は何か調べるときには家にある親のデスクトップパソコンしかなかったから、親に聞いたログインパスワードを必死に覚えて、志村けんの動画を見漁っていたっけ。。。(当時は図書館で調べものするって考えが無かった笑)
こんな感じで子どもの頃から親しんだ志村けんの仕事に対する強い思いが随所に散りばめられている。まさに職人。仕事に対する貪欲な姿勢は、すごい勇気づけられる。
画面では決して見ることができない一面を垣間見ることができて、ある意味新鮮で読んでて楽しかった。スーパー芸能人の志村けんだけど、話を一般人に置き換えてしてくれているから、すごいスムーズに言葉が入ってきた。
ここからは、僕が印象に残った言葉を紹介していきまーす!
その言葉の詳しい説明とかは、実際に手を取って読んでほしい。
あ、ちなみに志村けんが好きな人にはこのエッセイはおすすめ!
人生は72年。それが丸一日、24時間だとすると君は今何時か。
当時の志村けんは52歳。17時過ぎ。これから夜を迎えようとしている。夜は1日の中でも仕事を終えて自分の好きな事、趣味に没頭できる時間。
僕はまだ7時過ぎ。これから出勤するような時間。がんばろう!
ずっと恵まれてみえる人はみな必ず努力していることだ。例外なくね。
努力をしてきた志村けんが言うからこそ、説得力があって重みがある。
努力は、自分にストイックにならなきゃねー。
自分に厳しく、厳しく、甘く、厳しく。
お笑いに限らず、常識をバカにする奴に、常識を超えたことは絶対にできない。
これはもう間違いないと思う。
やっぱ志村けんが言うから言葉に重みが出るっていうのはあるなぁ。
さいごに
やっぱり個人的には、最初の「人生」の章が一番好き。志村けんが好きなだけに、ひとつひとつの言葉が染みた。
努力してきた天才の、仕事に対する向き合い方がすごい伝わってきた一冊。
読まないと見えない一面もあった。