三月の短歌

BlueskyやXでポストした短歌をまとめました。


3月14日

いちごチョコの箱を開けた瞬間だけまだ平成な気がする

容姿端麗なこんにゃくを食べてもなぜか醜く太っていく

⭐︎スマホを壊す勇気さえないが他人にはインターネットやめろと言う


3月15日

⭐︎いつからか水になった私と君、水素の音で弾けても 好き


3月25日

オレンジを空にかざしてまだ来ない初夏の風に手紙を渡す


3月26日

白樺と溶けかけた雪、水墨画のような世界に芽吹く青さ


3月30日

黒雲の下で買った薬飲み、晴らした頭痛。外はまだ雨


⭐︎マークの付いたものは、Xにて行われていた「ネット歌枕」という企画に応募したものです。

まとめ

 、と。の使い方を覚えた一ヶ月だった。月末にいくにつれて増えてしまったことは反省。あまり使いすぎるのは良くない。最近、5・7・5・7・7を意識するようになった。いままでは意識しない方が目新しさを感じていて、区切りのない短歌をつくっていた。リズムを考えたとき、やっぱり5・7・5・7・7がいい。これからも区切りのない短歌もつくっていくつもりだけど。
 個人的には25日の短歌がお気に入り。
 

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