今更だけど
本当に今更の話をしたい。未練タラタラではないはずだけれど、どうしても元彼の存在が頭から離れない。なんとなく一緒に居たときの記憶は薄れてきているし、思い出そうとする自分を強制シャットダウンさせて中断させる癖がついたから、別れたことを引きづってるわけじゃないと思うんだけども。
わたしがこよなく愛するBLを読んでいて、ふと頭に過ったことがある。「彼がわたしのこと好きだった」という前提を不思議と絶対的なものだと過信していたけれど、それって違ったのかもしれないということ。
相手も同じように「恋人」という存在が欲しかっただけで、別に私である必要はなかったのかもしれない。客観的に見て、「わたしの方がスペックが高いから」と自分のことを棚に上げて優越感に浸っていただけで。
・・・なんて考えていたのに、いきなりLINEが来た。名前呼び+たった一言「久しぶり」。なんて返せばいいのかわからなくて、適当に返した。
あの人には珍しく、ちゃんと漢字を使って返信がきたし、なんかよくわかんないけど就活が終わったことについて褒められた。
けどごめん、正直、連絡が来るたび気持ち悪かった。
どんなつもりで半年以上ぶりに連絡してきたのかわからなかったけれど、そっちが冷めて終わったからって、わたしからあなたへの気持ちはまだ続いているとでも勘違いしていたのだろうか。
だとすれば、わたしのすべての返信は、彼にとってすごく冷たく映っただろう。冷や水をぶっかけられてると思う。
きっと今後もわたしから連絡することはないけれど、ブロックはしていない。どうでもいいんだもん。
昔知ったんだよね。「つまらないもの」こそ、すきでもきらいでもないんだって。
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