メガネケースを作ってみよう。
ここ数年、JINSでメガネを作り続けている。
車の運転用やディスプレイ用、アウトドア用と買い続けるうちに増えるJINSのアレが家で主張し始める。メガネケース。赤くてゴツイやつ。夫は黒くてゴツイやつ。
頑丈で主張が激しいのは、裸眼のぼんやり世界で心もとないときに見つけやすくしたものなのか。間違って踏みつけても中身を壊さないためなのか。アナタのためを思ってのことなのよ、という声も聞こえそうだけれどゴツイのは嫌。
というわけで表題のとおり、メガネケースを作る事にした。紙で作るから軽くて、そこそこ丈夫になるだろう。要らなくなったらペンケースにも出来るし、捨てるときは紙ゴミとなるぞ。
形式は「ブック式」で。本の表紙をめくるように開くことからそう呼ばれていて、箱界の有名な「ブック式」といえばブルガリのお菓子だろう。
身箱に対して、フタになる部分をくるむようにして合わせる。(着物の収納様式である「タトウ」という言葉を使う)この形式は片手で開けられるので開け閉めの多い箱には向いている。
採寸し、身箱とタトウを組み合わせる。生地の時点でネオジム磁石を仕込んでおき、タントを貼り合わせた。
世の中はDIYブームらしいので、箱をつくりたいと思っている人もいるかもしれない。(居るかなあ...w)ブック式の詳しい展開図面が望まれるならば、pdfを作ります。図面は要らないけれど、素材があれば自分で貼るよ、という方がいるのならご相談ください。自作キットを用意します。
内寸は横幅150mm、奥行きは50mm。高さは35mm。メガネによって高さが変わるので、作るときには要注意。
ちなみにトップ画像のケースでは、ネオジム磁石ではなくマグネットテープを使ってみたのですが... 磁力が足りないようで、フタが浮いてしまいました。
基本的な貼箱の作り方はこちらをご確認ください。