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「 新しい経営の教科書」
アマゾンレビューより
「 新しい経営の教科書」
ぜひご覧ください。
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⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️経営者だけでなく管理職にもおすすめ
2020年12月17日に日本でレビュー済み
岩田松雄さんによる「新しい経営の教科書」
どこが新しいかというと、これまでの観察と理論に基づく戦略を論じたビジネススクールの教科書と違い、ミッションの重要性と現場主義そして人を大切にすることに重きを置いている。
ご本人が3社で社長をやってこられた経験が余すところなく語られており、同氏の著書の集大成といえる。
岩田さんは至る所でミッションの大切さを述べておられるが、たしかに数値目標だけ課されても社員は燃えない。
やはり「自分たちの会社が提供する商品やサービスによって、世の中にどう貢献していくのか?」というミッションを明確にし、これを社員に浸透させることが重要だろう。
実際のところ、ミッションがないと仕事はどこか虚しい。
そして人の問題。
売上が低迷している店舗では必ずといっていいほど人の問題(店長と部下の確執、家庭の問題)があったという事実は、皆めんどくさがって、あえて触れないようにしていたのではないか。
「そんなことは当人の問題だろ」と。
また嘘の経歴を売りにして入社してくる高級幹部の話も興味深い。
灘中→灘高→東大工学部→MIT→マッキンゼー・ニューヨーク事務所の経歴すべてがウソだった話。
こんなことが本当にあるとは。
さらに金融機関出身者は経営がわかってないという話も、さもありなん。
僕の経験から言っても、銀行出身者は言うことが薄っぺらい。
半沢直樹なんてどこにもいなかった。
いまミッションの重要性を痛感しているところなので、何度も読み返して血肉にしたい一冊。
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