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〜素晴らしい日本をもっと輝かすために〜第10回「格差は本当に悪いのか?」

第10回「格差は本当に悪いのか?」

海外でも日本でも格差の拡大が問題になっている。所得上位1%の人が残り99%の合計の資産よりも多くを保有していると言われている。もともと日本では格差が少なく、「一億総中流」社会だと言われてきた。実際例えば企業では、社長と新入社員との平均給与格差は欧米では100倍以上、日本では20倍前後と言われている。そういう意味で日本は比較的平等な社会を実現してきた。


 格差の上部の人が、格差の下部の人を搾取しているのであれば、大きな問題だが、
機会の均等があり、公正な競争の上、努力や実力により、上に上がったのであれば問題は何もない。日本文化は嫉妬の文化と言われ、金持ちや成功した人は「悪人」という風潮があるが、アメリカのようにアメリカン・ドリームを体現した人には、心から拍手を送れるような社会にしていかなければならない。

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