青い闇に浮かぶ灯り 点滅が鼓動のようだ 照らされて浮かぶ口もと 一瞬の微笑みが揺らぎ 強く光を溜めた眼差し 過去を混ぜた声の響き 届くのは それだけだ 心臓を貫いて透過する 火傷のような跡を残して
結局は同じ日々 連なって 進むだけ 野望と秘密と小さな決意 唱えるように唄う 見えない傷が増えても それから 視線の先 誰もいないなら 世界は今だけ わたしのもの 凍えそうな大気の中 足を破る砂礫の上 泳ぐように 踊るように 同じ日々 進むだけ
ハレルヤ この世に満ちて 溢れる命 ハレルヤ 全ては混沌として 零れる涙 ハレルヤ 雲を割いて 宙の光刺さる 身体の中 絶えず響く轟音は 生きている証だ 奏で続け 終わりの日まで 誰もが 名もなき神を呼び醒ますだろう そうして一つ時が進み 見慣れた朝日を抱きしめる ハレルヤ