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あの夏…浴衣のキミ…

 『あっ!』という間に8月が通り過ぎ、9月も半分が過ぎようとしてますね。いろいろありすぎて気が付いたらこのアプリすら開く時間がないくらい追われていました。
9月とは言え、見上げればまだしっかり夏空で
時間が進んで無いかと思うくらい…
夏…
あの夏は二度と戻らないのかなぁ…

『花火大会のその後で…』
 作詞 mark-H

「花火大会の日空いてる?」
「もしよかったら一緒に行かない?」

  何日も前から考えて
  出てきた言葉はありきたりで
  打ち込んだ文字を
  ただ見つめてるだけで
  日付が変わる
  やっとの思いで押した送信ボタン

  真夜中のこんな時間じゃ
  返事が来るわけないから
  ベッドに潜り込む
  何故かスマホを抱きしめて
  ただ目を閉じているだけの
  時間が通り過ぎていく…

  想いを送ったその後で
  ゆっくり流れる時間だけが
  僕の味方になって
  まるで花火が打ち上がるのを
  待ってるような
  静かで騒がしいあの時間
  キミの笑顔だけが輝いてた…

  初めて見た浴衣のキミは
  街の光に包まれて
  声にならなくて
  ただ見つめてるだけで
  少し照れた
  キミをそっと心の中で抱きしめた

  キミの後ろ姿と花火
  思わず写真を撮っていた
  時が止まって
  まるで花火を見下ろして
  ただ夢の中にいるような
  時間が通り過ぎていく

  花火大会のその後で
  その右手に持った巾着と
  さっき買ったかき氷
  左手に持ち替えて僕を見た
  待ってるような…
  勘違いしそうなこの時間
  キミの笑顔だけが輝いてた

  さっき見つけたんだ
  世界で一番小さな花火
  世界で一番綺麗な花火
  キミの顔見た瞬間

  花火大会のその後で
  その右手に持った巾着と
  さっき買ったかき氷
  左手に持ち替えて僕を見た
  待ってるような
  勘違いしそうなこの時間
  キミの笑顔だけが輝いてた
  僕の心がざわついた…

「うん!行きたい」
「楽しみ」

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