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鼻をかむ、それは発掘 【日記】11/23(土)〜11/29(金)

ずいぶん間が空いてしまいました。

11/23(土)

本屋イトマイさんで朗読会。

池袋から何駅かいったところにある、ときわ台の本屋さん。イトマイさん、本当に雰囲気が素敵な場所で、近所に住んでいたら週に2回は通うと思う。
以前こちらで『水上バス浅草行き』の朗読をさせていただいたことがあり、今回は第二歌集『あかるい花束』の朗読を。ナナロク社村井さんに聞き手になっていただき、歌集の連作を読んでいく。合間合間で、裏話とか、作ったときの想いを話す。
おそらく初見の方も参加されていたと思います。イトマイさんでのイベントはすぐに満席になるくらい、お店にファンがついていて、それが素敵。
この日、かなりフライングですが『反復横跳びの日々』を会場の参加者限定で販売したりもしました。手に取ってくださった方、ありがとう。

朗読のおもしろいところは、声に出して読むうちに、自分の中にも発見が生まれること。刊行から時間が経ち、ある程度作品が自分から離された状態のときに、音読をする。詩歌のリズムが音になって現れるとき、言葉に込められた自分の意識が顕在化する。作ったときは作ることに夢中なので意識していなかったことが、浮かび上がってくる。『ワルツ、はつなつ』を朗読していて、否定形の多さに初めてこの日気がついた。高知に移住したばかりで、「思い切った決断だったかな」「本当にこれで大丈夫だろうか」という不安も実はあったのだ。不安と、寂しさと、でも強くやっていきたい、未練さえも引き連れて、私の道を歩いていきたい。そういう心がなんだかにじみ出ている気がした。否定形の歌は最近そこまで多くない気がする。不安から「ないもの」に目が向いていて、その「不在」とどう付き合うかを考えていたみたい。

もっと朗読をやっていきたい。朗読をやらせてくださる機会があれば、ぜひお声がけください。


村井さんと

11/24(日)

友達と東京競馬場へ。私は競馬場に行くことはピクニックだと思っているエンジョイ勢です。

友達のドウデュースぬいと、わたしの牡蠣ぬいが寄り添っている

食べ物飲み物を持ち寄り、現地でも調達し、芝生エリアにレジャーシートを敷いてメインレースまでの時間を過ごす。

いまだに仕組みがよく分かってないけど、これが勝ちそう!というのを友達に伝えて馬券を少額買ってもらう、というのを繰り返し、結果2,800円が4,600円になった。まあ結構良いのでは。

締切に追われすぎていてやばかったのでレース後すぐ解散。
自宅に戻ったら、肩と腰の死を実感した。(アナログ手帳にそう書いてある)


11/25(月)

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