こんにちは。白です。
生成AIの機能を使って短編小説をAIがどのように書くか試してみた雑文、三回目です。
今回使用したAIはクラウドワークスAIのテキスト生成ツール「短編小説を書く」です。
私が短編小説の冒頭の文章を書き、その続きをAIが生成します。
生成のさいに書きたい小説のジャンルを決めます。
今回使用した文章は私の未発表の短編小説で、元のジャンルは恋愛小説です。
□冒頭 作成:千住白
ここまで来てようやく理解しましたが、「恋愛小説」「ミステリー小説」「ホラー小説」等の指定は「ミステリー小説ふうの文体」でAIが文章を書いてくれるという意味でした。
冒頭さえ用意すればAIが「ミステリー小説」「ホラー小説」を展開してくれるわけではないのですね。
それを前提にご覧ください。ではどうぞ。
□続き 生成AI ジャンル「ホラー小説」 九回目
最初に書きましたが、「ホラー小説ふうの文体」で短編小説を執筆してくれました。
左羽さんの口調がマッチョで、私の頭のなかでは胸板が厚い八頭身が僕と会話をしています。
八頭身は2ちゃんねる(現在5ちゃんねる)のAAキャラです。
□続き 生成AI ジャンル「なろう小説」 十回目
個人的に一番予測できなかった「なろう小説」です。
どこがなろうなのかいまだに不明です。
風景、台詞、人物を同じトーンで描写しているので、どこにフォーカスすればいいかわからない文章ですね。
私たちのカメラアイ(目)は、自分がフォーカスしているものだけを詳細に見て、他はぼやけている(目に入っているだけで見ていない)んですね。
すべて同じトーンで描写すると文章が冗長に感じられます。
□続き 生成AI ジャンル:異世界転生小説 十一回目
今回は左羽さんがちゃんと異世界転生していました。
ホラー小説ではホラー要素の範囲が広すぎて入らなかった(AI独自の要素がなかった)ですが、異世界転生はやることがひとつなので、要素が入れやすいのでしょう。
そしてAIの短編小説には、末尾を希望に満ちた壮大なプロローグ風にまとめたがる傾向があります。
今回はそのまま載せていますが、生成しているとき末尾が邪魔なのでカットしています。
□続き 生成AI ジャンル「ドキュメンタリー小説」 十三回目
左羽さんが男性になりました。私は冒頭の文章で左羽さんの性別を指定していないので、AIがそう判断してもOKです。
左羽さんが男性なのは、今回はドキュメンタリー小説なので、AIの頭にプロジェクトX的な連想が湧いたのかもしれません。女性だとドキュメンタリーに向かないと判断したのでしょうか。そうかも。
男になっても左羽さんが善良でさらっとした感じなのは相変わらずです。
□続き 生成AI ジャンル「コメディ小説」 十四回
ドキュメンタリー小説の設定が残ったのか、左羽さんが男性になり、僕は地の文が「私」になりました。僕女になったのか、男性のままなのか、これだけでは謎です。どっちでもええがな、と私のなかから声がしました。まあね。
そして「コメディ小説」のどこがコメディなのかが謎です。
基本的に、AIは私の文章の要素をプラスの方向に積み上げる作業をするんですね。マイナスの方向に掘り下げる傾向は少なめです。
この話は長くなるので最後にまとめます。
今回はここまでです。また長かったですね。お疲れ様でした。
次回かその次で終了します。AIの創作の残りとまとめです。