日本人はストレスを作り出すのが上手いって話(ベトナムで働いて気づいたこと)
日本の働き方
私は、大学卒業後新卒から4年半日本の普通の企業で働きました。いわゆる大企業といわれる日系企業に勤めました。そこで気づいたことは日本人はなんてストレスを作り出すのが上手いんだろうという話です。会議をするにしても真面目に話し合いをするだけ。ピリピリとした空気の中で役職が下の人間は発言もせずただ座っているだけ。会議をする本当の意味は目標を達成するためにどうしていくかを話し合うため。どう進めていけば効率よく目的を達成できるか知恵を出し合うことだと思うんです。それなのに、真面目にすることを大切にしすぎて真面目にすることが目的になっている気がします。そうではなく、目標や数字達成をするために最善の策をとることが大切だと思います。具体的に書くと、会議中集中できるのであればご飯を食べてもいいし極端に言うと足を机の上に乗っけていてもいいと思います。それが数字を達成するために必要なのであれば。
ベトナムの働き方
私がベトナムで働いて感じたことは、休憩が非常に多いということです。12時の昼休憩だけでなく、15,16時ごろにもおやつ休憩という名のお話会が開催されます。その中で行き詰っている案件をフランクに話したり、コーヒーを飲んだりしてリラックスしています。これは日本人からするとどうしてさぼっているんだと思われますが、彼らはこれが成果を出す最善の策だと思っているのです。会議で堅苦しく発言できないなら、おかしやジュースを飲みながら話そうと考えているのです。会議はあくまでも手段であり大切なことは、成果・数字を残すことだときちんと意識できているためそれ以上の無駄なことはしません。そして結果的にストレスもなくなり、長期的にいい結果が生まれます。
日本教育
日本の教育にも問題があると思ってます。学生の頃は授業中寝ていればよく先生から注意を受けました。しかし、テストで点数を取っていれば寝ていても問題ないと思うんです。授業に集中できるのであれば飴やお菓子を食べていても問題ないと思います。しかし、考える事を放棄している先生は幼少期からのこれが当たり前をそのまま発言しています。考える事を放棄というか考えられない状態になっているのかもしれません。
視野
視野を広げることは当たり前のことを当たり前じゃなくする作業だと思ってます。こうすることで本当に大切なことは何なのか。もっとこうした方がいいのではないかと考えることが出来ます。
これからは日本人がもっと不真面目(いい意味で)に生きられるように願います。