廣瀬真彦(Coum株式会社 代表取締役)

DX支援のプロフェッショナルファーム「Coum(コウム)」代表。コンサル歴15年以上で…

廣瀬真彦(Coum株式会社 代表取締役)

DX支援のプロフェッショナルファーム「Coum(コウム)」代表。コンサル歴15年以上で、30社以上の支援実績あり。最近はデジタルを活用した新規事業やマーケティングの支援が中心。趣味は二人の娘と過ごすことと、トライアスロン。東京在住。http://coum.co.jp/

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はじめてのソウル一人旅

仕事で行き詰まりを感じて受けたコーチングで、まずは趣味でもよいのでやりたいことをやるべきとアドバイスされた。実は前々からやりたかったことは、海外旅行だ。 当時は仕事や家庭のことを考えると、一人でソウルなんてまさかいけないと思っていた。行くこと自体も、それを言い出すことさえ不安を感じた。 でも、仕事はリモートでもできる。そして家族に話してみると、反対どころか背中を押してくれた。共働き夫婦で負担も多い妻が送り出してくれたことは有り難かったし、行って本当に良かった。 韓国とい

    • DX推進でまず取り組むべきこと

      新型コロナウイルスが発生してから、1年以上が立ちました。この外発的な必然性により多くの企業でテレワークが進み、一見デジタル化が推進したかのような印象を持ちます。 しかし、昨年末に経済産業省から発出されたDXレポート2(中間取りまとめ)によると、9割以上の企業がDXに未着手、または途上にあるそうです。 デジタルトランスフォーメーションの定義DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、どのような定義なのでしょうか。そのレポートでは、「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、

      • オンライン雑談を大事にする理由

        Coumでは組織内のコミュニケーションをとても大事にしています。取り組みの一つに、#hellocoumという週1回Slackに社員が投稿するというものがありますが、なぜそんなことやるのか、どうして大事なのか書いてみます。 プロフェッショナルが横で繋がる難しさCoumではデジタルに関わるビジネスコンサルティング、クリエイティブ・プロモーション支援、デジタルツール(MA、SFAなど)の導入・利活用を事業として行っています。 いわば皆プロフェッショナルとして各プロジェクトで尽力

        • 新オフィスのご紹介

          創業してから1年8ヵ月。はじめはシェアオフィスのデスク3つから始まったCoum株式会社も、ようやくオフィスらしいオフィスを構えることができました! オフィスのコンセプトコロナが起きてから、すっかり働き方が変わりましたね。リモートワークが定着して自宅で働く人が増えましたし、オンラインでの会議が当たり前になりました。 今の時代にオフィスに何が求められるのか、とても頭を悩ませました。クライアント先で業務や打ち合わせをすることも多いので、ただ作業をやるだけの場所ならいらない可能性

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        記事

          銀座百貨店 スマホ位置情報データから見る来店者傾向

          百貨店はそれぞれ独自のコンセプトを打ち出し、店舗構成やプロモーションの最適化を実施しています。では実際に来店する顧客は、どんな人々なのでしょうか?当記事では銀座の代表的な百貨店であるGINZA SIX、銀座三越、東急プラザ銀座の来店者*をツールを利用して分析していきます。中でもGINZA SIXに着目し、J.フロント リテイリングにとっての事業の位置づけを考慮した上で、その来店者傾向を見ていきましょう。(*auスマートフォンの許諾済み位置情報、訪日外国人を除く) J.フロン

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          低賃金、スキル不足、人口減少…なんとかしなければいけない日本

          米国よりエンジニアの賃金が低いというのはよく聞かれる話ですが、アジアを中心にいよいよ世界基準で日本が低賃金の国になりつつあります。 例えばシステム開発マネジャーの賃金が10年間で日本は1%の減。中国が76%増、インドが83%増、タイが110%増とアジアの新興国が高い増加率となっており、もともと高額な米国でさえ19%の増加だそうです。 シリコンバレーからしたら、「スキルや納期意識に比べて日本のエンジニアが割安」というのは悲しいところ。香港では職種によっては日本よりも給与が2

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          暗号通貨の本命、facebookのリブラ

          明日価値が上がるかも下がるかもしれない通貨を日常の買い物や割り勘での支払いに充てられるわけはなく、投機(よく言って将来的な価値の値上がりを狙った長期投資)対象にしかbitcoinはなりえていません。 一方で銀行の暗号通貨*は利用者が少なく、電子マネーはプリペイドカードの域をなかなか超えられない印象で、ブロックチェーンを用いた国際的な共通通貨はまだ登場していません。 *仮想通貨から暗号資産と名称が変わりましたが、今回はまさに通貨ですね きっとゼロベースで、本当に世の中に求

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          パウエルFRB議長、早くも弱気

          つい半年~1年ほど前まで利上げの議論が活発でタカ派といわれたパウエルFRB議長がもう弱気の姿勢ですね。金融緩和を大幅にやって新興市場やベンチャー企業、そして暗号通貨(仮想通貨)まで、有り余った資金が流れました。 そして株価が多少下落を見せたら、もう市場に合わせる形で弱気の姿勢というのがうかがえます。実態経済と金融政策が密接な関係であり、世の中の変化はどんどん早くなっているとはいえ、世界の人口増加や技術革新に対してマーケットに流出する資金の量が莫大な気がしてなりません。 リ

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          これからの学習は集中やストレス度合いで管理?!

          AIの活用でスタディサプリをはじめとするアダプティブラーニングが、Eラーニングにおける主流となりつつあります。 それだけではなく「集中度合い」や「ストレス度合い(マルチモーダル学習解析)」をインプットにし、最適な学習促進をするというのはとても興味深いです。 成果ははっきり表れた。人が集中して勉強できるのは1日あたり4時間までと考えられている。当初は1日に10時間以上も勉強する生徒でも、集中できているのは1~2時間だった。 個人ごとに定量的に測定されるととても説得力があり

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          個人情報、プラットフォーマーの独占は続くか

          個人情報の扱いについては、2019年もホットなテーマとなりそうです。デジタル化に伴い企業においては取得する機会が増えるため、これまで自社で顧客基盤を持たなかった企業においても留意が必要なります。 そんな中、 生活者自身が個人情報マネジメントレベルと意識を高めることや、より個々人に最適化されたサービスや製品を届けやすくするための仕組み として始まった情報銀行。普及への道のりは平坦ではありません。 一言でいうと、一元化された情報を使わずとも、自社または協業先の複数社で保有

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          仮想通貨が大幅下落、ICOは普及せず|2018年の振り返り

          私にとって2018年の印象的なできごとは、ビットコインをはじめとした仮想通貨が暴落し、ICOが結局市民権を得なかったことです。 このnoteでは、改めて以下を振り返ってみたいと思います。 ・過去2年のビットコインチャート ・仮想通貨の下落要因 ・ICOも結局普及せず ・仮想通貨の今後 過去2年のビットコインチャート 出所:Yahoo! FINANCE 2017年末には20,000米ドル(約230万円)近くの値をつけ、現在は約3,400米ドル(約38万円)でさらに下降

          仮想通貨が大幅下落、ICOは普及せず|2018年の振り返り

          位置情報ニュース(2018/11/22版)

          「位置情報の取得を許可」における位置情報の取り扱い|LINE https://terms.line.me/line_location_terms_jp/sp?lang=ja 昨日ポップアップで許可を促されました。どうやら利用者7600万人のなるべく多くの許諾を取ろうとしているように思います。属性もそれなりにわかると思うので、かなりのデータ価値になりすです。 位置情報分析のレイ・フロンティア 情報信託プラットフォーム「DPRIME」β版と 位置情報取得・分析技術を連携|PR

          位置情報ニュース(2018/11/22版)

          【動画】人生で大切なことを自ら決めることが重要|会社、学校、人生のための革新的英知(TED)

          革新的な手法により企業を30年も経営し、全く新しい学校さえも立ち上げた内容が新鮮かつ驚きの内容であるだけでなく、何が人々にとって大切かを改めて考えさせてくれる素晴らしいプレゼンです。 プレゼンターはブラジルのセムコという企業のCEOであるリカルド・セムラー氏。ユーモアを交えた語りかけるような話は、とても聞きやすく内容が頭にすっと入ってきます。 もし自分が死ぬことになったら何をしたいかということを週に2回も考えているそうですが、やらなければならないことではなく、皆が自らがや

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          ティール組織に近い運営方法を行っている企業が登壇するセミナーを見つけました。参加してみようと思います。https://www.hrpro.co.jp/hrsummit/2018/session.php?smcd=51&scd=3392

          ティール組織に近い運営方法を行っている企業が登壇するセミナーを見つけました。参加してみようと思います。https://www.hrpro.co.jp/hrsummit/2018/session.php?smcd=51&scd=3392

          【書評】新たな組織論に感動|ティール組織

          ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現 作者:フレデリック・ラルー 翻訳・鈴木立哉 出版社:英治出版 発売日:2018/1/24 これまでの常識を覆し、これからの世の中に求められるであろう組織の在り方について、非常に分かりやすく具体例を交えて解説する良書。世の組織や経営手法に課題感を持っていたこともあり、私にとって5本の指に入る感動的なビジネス書だった。 企業や組織の経営者やチームを管理する立場にいる人、そして現在多くの組織において数字に対する説明責任

          【書評】新たな組織論に感動|ティール組織

          インスタはビジュアル版Wikipedia

          最近アパレルなどデザイン性の高いものをECで購入するときに、自分もインスタでハッシュタグ検索するときがあります。 まあでもまだまだ一長一短なんですよね。(恐らく)個人の画像が多くでてくるので割と口コミに近い感覚で商品検索できるものの、ジャンルに寄りますが、まだまだヒット数が少ないし、例えば卒園式の恰好だと、子供向けを検索したつもりがお母さんのものが多くでてきたりします。 よって、Googleでも画像検索するわけです。そうするとなんだか商売っ気が強いというか、企業側が用意し

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