The Next Phase of SHINYCOLORS（後編）

はじめに

こんにちは、Nestle(ネスレ)です。

先日Onlineアイマス学会という企画に参加させていただき、アイドルマスターシャイニーカラーズについてのお話をさせていただきました、うんたらかんたら、のような話を前回のNoteに書きました。

前回は「シャニマスの歩みは1年ごとに明確なテーマがある」と言うことでNoteを書きました。

今回の記事はその続きで、
「これまでのテーマから今後を大予想してみる」
と言うテーマで、お話しした内容を簡単に纏めさせていただきます。

できるだけ簡潔にまとめようと思うのでご一読いただけますと幸いです。よろしければついでにアーカイブの方から発表をご覧になっていただけますと、なお幸甚です。

※アーカイブ
Onlineアイマス学会：https://youtu.be/JJ9Sa6PHKCk?t=34237

それでは後編、行ってみましょう。

「これまでのテーマから今後を大予想してみる」

さて、前の記事ではシャニマスのこれまでの1年目から3年目をそれぞれ

1st Phase = 「少女がアイドルになる」：個人への着目
2nd Phase = 「”ユニットの中で”アイドルになる」：関係性への着目
3rd Phase = 「アイデンティティを持ったアイドルになる」：個人への着目

と読み解くと言う話を書かせていただきました。

個人への着目→関係性への着目→個人への着目というサイクルで焦点を当てる部分が移り変わってきており、かなり明確にロードマップのフェーズを切った上でストーリーを紡いできているように見える、というところで前回の妄言をクローズしました。

そしてここから4th Phase(4年目)の予想に言及するのですが、その前にもう一つ重要な要素について先に押さえておく必要があります。

「各Phaseで登場する追加ユニットについて」です

追加ユニットについて

2nd Phase、3rd Phase共に、シャニマスにはそれぞれ「ストレイライト」と「ノクチル」という新しい仲間が加わりました。

彼女たちの特徴として、前回お話しした「各フェーズのテーマ」を象徴するユニットになっていることが挙げられます。

ストレイライトは、2nd Phaseの特徴である「対立を通したユニット内の関係性の確立」をあさひ、冬優子、愛依の3人の性格やユニットコンセプトを生かし、対立→解決のサイクルをユニット結成初期から起こして結びつきを強固なものにしています。結果として、初期からいるユニットが1年かけて確立した各ユニット内の絆を素早く作り上げて追いつくように進めています。

またノクチルは、2nd Phaseまでに既存ユニットが作り上げてきた関係性は設定の付加によって、既に醸成されているものとして扱うことができています。謂わばイベントなどを通すことなく、「幼馴染ユニット」とすることで関係性の構築を完結したと言えます。もちろん、今後登場するサポートSSRアイドルコミュやイベントを通して過去話に触れていくことによってその部分の解像度をどんどん向上させていくことでしょう。

また、3rd Phaseのテーマとなりそうな「アイドルとしてのアイデンティティの確立」についてですが、彼女たちは「アイドルをする理由」が「幼馴染4人で一緒にいる」でしかないため、今後のプロデュースアイドルやイベントを通過することで徐々にそれ以外の「理由」をそれぞれが見つけてプロデューサーと共に歩むことになるのではないか？と考えています。

他のアイドルはスカウトされた、オーディションを受けた、の差異はあれど、自分自身の意思を持ってアイドルになろうとしていました。ノクチルについてはイベント天塵のシナリオが、「アイドルをすることが目的じゃない」ことが分かりやすく描かれています。

上記により、各Phaseで追加されるアイドルは「既存ユニットが過去通ってきた道を何らかの手段によって素早く、もしくは一足飛びに経験することにより、既存ユニットとの差が限りなく小さくなるように作られている」ことが言えると思います。

例外として、ゲーム内に登場している年月の積み重ねが必要なプロデュースアイドルやサポートアイドルの登場回数はどうやっても埋められないのでそこは上手な配分が必要だと思います。難しい問題ですし、この点に関してはシャニマスはあまり上手くできていないように思います。頑張って欲しいですね。

上記のような特徴があると仮定すると、4th Phaseで登場するアイドルは少なくとも以下2点の条件を満たす必要があります。

・「ユニットとしての関係性が盤石」
・「アイドルをやる理由、アイデンティティの確立が済んでいる」

ここまでを踏まえ、4th Phaseで追加される新しいユニットの仮説を立てました。それは、

仮説：別のプロダクションで活躍していたアイドルユニットが283プロダクションへ移籍してくる

ことです。

イメージとして分かりやすいのは、現在315プロダクションで活動しているJupiterの3人です。

彼らは元々961プロダクションでデビューし、トップアイドルと呼ばれるところまで駆け上がりましたが、プロダクション内部での摩擦により別離。315プロダクションのアイドルとして再スタートしています。彼ら3人は既にユニットとしてある程度の期間活動することで、強く固い絆を持っており、また既にファンを得ていることにより、アイドルとして何をしたいのか、どうしたいのかと言う「アイドルとしてのアイデンティティ」を確立していました。

さて、そうなると4th Phaseで登場する新ユニットにも「わざわざ283プロダクションに移籍しなければならないほどの理由」が必要になります。

ここでさらに仮説を重ねるためにまず以下のマンセルの色相環へプロットした、各ユニットのイメージカラーをご覧ください。

ここで使うのは、マンセルカラーシステムの色相（Hue）のみを利用します。つまりは赤→黄→緑→青→紫→赤を連続的な色調の変化として円に並べた物です。
参考：マンセル・カラー・システム, Wikipedia

こちらの円環にイルミネーションスターズからノクチルまでのユニットカラー、ついでに283プロダクションのイメージカラーを、発売されているペンライトの色から推測してプロットを行なっています。

なるほど？

そう言うことか！！！

ご覧いただければ分かるかと思いますが、緑の部分に明らかに空間が開いていることが見て取れると思います。つまり、緑色系統のユニットは現状283プロダクションには存在していません。しかし、緑色といえば既に283プロダクションにはこの人がいます。

そう、我らが事務員、七草はづきさんです。かわいい。

ただかわいいだけじゃなくこの人、実はこれまでのアイドルマスターシリーズの事務員さんの中でも突出したスキルホルダーであり、上記の図に書かれているように、「マルチな才能を持ち、アイドルのボイトレやダンスレッスン、メイクまで兼任している」人なのです。

家族の生活費を稼ぐ為に様々なアルバイトを掛け持ちしているらしく、283プロの事務員やレッスンもアルバイト。事務員一人、しかもアルバイトシフトで働いているのにプロダクションの業務が滞らない。ちなみに、はづきさんの年齢は23歳の千雪さんとタメ口で話していることから20代前半である可能性が高いとされています。

ここで新たな疑問。

そのスキル、どこで身につけたんですか…？

ここでさらに妄想を繰り出します。

はづきさんが元アイドルであることで、4th Phaseで登場する新ユニットに「わざわざ283プロダクションに移籍しなければならないほどの理由」を妄想できます。

それは、

「前プロダクションにおける元アイドルの同期でかつ自分たちよりも実力があり、何らかの理由により急にアイドルを辞め消息が途絶えた七草はづきを追いかけ、283プロダクションに乗り込む」

です。

ユニットデビューするよりも前、候補生レッスンを受けていた当時。誰もが一目見れば分かるほどに突出した才能を持っていた七草はづき。デビューユニットのセンターの第一候補として期待もされていたのにもかかわらず、ある日から急にレッスンや仕事に来なくなる。センター候補がいなくなった候補生から、次点で優れたアイドルがセンターになるがユニットメンバにとって「センター七草はづき」のイメージが残っている。このイメージがデビューしてからも、成功してからも拭えないコンプレックスとなり……

みたいなストーリーまで妄想したところで一旦止めました。

283プロダクションの「アイドル」として成長した23人のアイドルと、別プロダクションで「アイドル」として活躍しているメンバーが七草はづきを中心として出会い、混じり合うことで新しい姿に変化していくのではないかと思っています。

冒頭で、前の記事ではシャニマスのこれまでの1年目から3年目をそれぞれ

1st Phase = 「少女がアイドルになる」：個人への着目
2nd Phase = 「”ユニットの中で”アイドルになる」：関係性への着目
3rd Phase = 「アイデンティティを持ったアイドルになる」：個人への着目

と定義したと書いているので、このまま4th Phaseの予想へ繋げます。

4th Phase = 「新結合」：関係性への着目

個人への着目→関係性への着目→個人への着目というサイクルで焦点を当てる部分が移り変わってきており、かなり明確にロードマップのフェーズを切った上でストーリーを紡いできているように見える、という話をしていたので、そのままわかりやすく関係性への着目にしてみました。

イメージとしては先ほどと同じになりますが、sideMのWORLD TRE@SUREシリーズになります。それまで完全ユニット制をとっていたsideMがついにユニット越境での楽曲を入れ込んできたのがWTシリーズだと認識しています（間違っていたらごめんなさい）

同様に、シャニマスの中でもそろそろ新結合が起こる頃ではないかと思っています。そしてこれまでのロードマップから考えると個→群→個→群の順番で考えて4th Phaseかなという安直な考えになりますがこういう物が出てくるだろうと思っています。

まとめ

後半がほぼ全て妄言なのはご愛嬌でありますが、ある程度それっぽさを担保するために順番に語らせていただきました。どこまで当たるかなあとワクワクしながらこれからのシャニマスの更新も待ち続けたいと思います。

終わりに

なんと後半だけで4300文字越えらしい。よく15分で話しきったなこれ。

もし今回の話が面白い、興味深いと思った方はスキボタンやコメントをいただけますととても嬉しいです。

Nestleでした。