改善し続ける3つの視点
Webの技術は驚くほどのスピードで進み、トレンドは目まぐるしく変化しています。ハイレベルな対応が要求されている時代に、臨機応変に対応できないWeb制作会社は取り残されるのは必至です。
また、近年のWeb業界では人材の流動性が高く社員の定着率、平均在職年数は低下しています。加えて、働き方改革やリモートワークの増加などによって労働時間は短縮化し、以前と比べて人的リソースが限られてきているのがWeb制作会社の実情です。
このような状況を背景に、どのWeb制作会社でも共通のジレンマを抱えています。会社が成長するほど、依頼案件の難度は高くなり、人を増やすほど社内ルールが複雑化して、より高度な組織経営が求められます。
厳しい環境の中で会社の成長を目指すには、「改善するべきこと」と「変えてはいけないこと」を見極め、ビジネスモデルを柔軟に再編成していくことが不可欠です。エムハンドでは、時代の波に乗って継続的な成長を目指すために制作工程の改善を重ねています。その中で重要視してる3つの視点をご紹介します。
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1.改善を企業文化にする
社内に制作工程の改善を繰り返す必要があるという意識を社内文化として根づかせることが重要です。1年に1回説明する程度では根付きませんので、毎月繰り返し刷り込むように説明する必要があります。
2.改善を仕組化する
現場の意見を吸い上げ、毎月定例会議など決まった会議で協議して制作工程に組み込む仕組みが必要です。「改善する」こと自体を仕組み化する。決まったフォーマットで気軽に投稿できて、決まった日時に会議を開催、内容の落とし込み方まで決めて仕組化する。
3.改善の専任者を置く
社内にはトレードオフな関係性も多くありますので、ルールを決める責任は誰も負いたくありません。だから決まりませんし、意見も出にくい。ですので、改善を進める専任者もしくはチームを決める。文化にして仕組み化して、専任者を作らないと改善は進みません。
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