モノゴトを決定するプロセスについて
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昨今の国葬の問題から「正しいこと」の前に「正しいプロセス」が今まで以上に重要であると感じる。会社組織でもそうだが100対0で「それ正解」ということは少ない。
例えば制作フローや各種ルールでも、今までよりは格段に良くなるが、完ぺきではないことは多くある。悲しいですが、そいうことでも一部の不具合だけを指摘するような議論が社内でも目立つ。
最近、私もやらかした。
議論と丁寧な説明をすっ飛ばして「これでいきます」と制作フローをトップダウンで変更した。
その変更は合理的で会社の実情にもフィットしてると思い疑うことすらしなかったが、一部で不具合を指摘する声が大きく上がった。2~3日はその指摘が理解できなかったが、よくよく話しを聞いてみると決定のプロセスに問題があったと私も反省するところがあった。
ルールは「提議→リーダー→チーム→社内全体」という承認と共有のプロセスで決めていく。制作中に案件によって起こる問題はナレッジの共有及び相談窓口にて解決していく。
日々いろんなことに対応してると上記のような区別がつきにくくなんでもかんでも”チャットでポン”と流してしまう。
スピード感や経済的な合理性だけを追求する視点だけでは今後の制作会社の運営は難しい。少々、時間と手間はかかるが納得感や共感を得られ仕組みが必要だと強く感じてる。
ただし、全員が腹落ちしないとモノゴトを進めないということではない。
最近はSNSを中心に新しい視点で世の中を斬るみたいな風潮があるように感じる。また、コロナ以降、命か経済かみたいな複数の正義の分断が大きくなってるのも感じる。
何にせよ、何かを決める側も、それを受け入れる側も否定だけでは未来はない。誠実で熱量のあるアウトプットはリスペクトできる組織でありたい。
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