カレーライスはあの日のカレー味なのだろうか
私は好奇心が旺盛だし、そうであろうとしている。
気になったことはとりあえずしてみることにしている。
手を出したものは多くあるが、長続きしたものは僅かだ。
僅かではあるが、続いているという事実には嬉しく思っている。
今も多くのことに手を出している。
多くのものに手を出すと、質が落ちるかもしれない。
それは避けねばなるまい。
そうやって日々を回す。
最近は前よりうまく回せていると実感している。
休んでいる時間も多い。だが急には減らせまい。
とにかくそれを維持するだけである。
しかし突然それがうまくいかなくなることがある。
寝過ぎた、眠すぎる、電話がかかってきたなど。
きっかけはありふれている。
対処方法を知っておく必要があるだろう。
このように自分のやりたいことをやろうとすると、当然いらないものが出てくる。
最近食事がいらないような気がしてきた。
もちろん知識としては必要なことを知っている。
しかし、ご飯を食べたいという気持ちと、美味しいという感じが得られなくなってきた。
なんと贅沢かと思った人もいるだろう。
もちろん私もそう思っている。
しかし、かなり深刻な話だ。
もちろん味はわかる。
しかし、喉を通らない。
それは仕方ないことであって、私が切り捨てようとしたものではあるが。
どごか寂しく感じるものである。
私は、あの日のカレー味を再び感じることがあるのだろうか。