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「明日やるから」という完全帰納法
完全帰納法とは、完全的な帰納法である。
帰納法とは、いくつかの事例から、1つの共通するパターン、形式を知るというものだ。
例をいうと、いつもこの時間帯は、空いてるから今日もこの時間に行こうだったり、マークは3の確率が高いから、3に塗るというものだったりする。
どちらの例も、経験から「いつも…」、「…は確率高い」などといったことを割り出している。
しかし、これには問題がある。
皆よく知っていると思うが、その日だけ混んでいたり、マークシートに3塗ってみたけれどもそこは全て1だったりと、そんなことが多々ある。
この帰納法の出す結論は、ほとんど間違っているということになる。
ちなみに対する演繹法は、ほとんど正確である。なぜならば、根拠自体正確であるからだ。
しかし、発展性、広がりがないのは、デメリットであるので、実験では、仮説演繹という経験則、つまり機能的に仮説を立て、その仮説を演繹的に考えるという方法である。
気になる方は、下の本をどうぞ。
ついでにこれもどうぞ
話を戻そう。
そんな帰納法だが、実は、完璧に正しい、完全帰納法がある。
それがみなさんご存知、数学的帰納法である。
よく数列で見るやつである。
この方のがわかりやすいのでどうぞ。
大体これぐらいである。
しかし考えていくうちに完全機能法に近しいものを見つけた。
それが、今回のテーマ「明日やるから」である。
母親:宿題は?
子供:まだ!
母親:早くしなさい!!
子供:明日やるから…
そう言って子供は再びゲームに戻り、母親はため息をついて家事に戻る。
こういうことを、経験した人は多いだろう!
そうやって日々明日やるからを繰り返すのである。
どうやったらそれを食い止められるのか。
簡単なことだ。変えるしかない。変わるしかない。
言われたらやる。言われなくてもやる。
そうしないと一生ズルズルしてしまうかもしれない。
まあ死に間際にああすればよかったとなるのなら、やらなければなるまいと感じるだろう。
要するに締め切りを決めて仕舞えば良い。
簡単な話である。
だからこそ思い立ったが吉日、即行動しなければならない。
とにかく時間を決める。
自分ができるペースを見極めれるようになるまでは、誰かにやっってもらうと良いだろう。
そうして、決めた時間だけは頑張る。
そうしたら他人のためにも自分のためにも時間が使える。
それを回すことができたら、残業も減るだろう。
締切を決めて回さなければ、それは、仕事と日常の差を曖昧にしてしまうから。
そういうことである。