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おねショタ108式の59『ま、まずしくなんかないもん!』

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時は現代。
どこにでもある住宅街でのはなし。

少年と少女は家が近いうえに歳も四歳差とそこそこ近いため、昔から仲良し。
だけど、少女の学校が上がったせいか、最近ちょっと遊ぶ機会が減少していた。

とある休日、久しぶりに少年は少女の家へ遊びに行き、二人で部屋でくつろぐ。
が、少年は少女の部屋にかけてある制服を見て、少女とは違う学校になっちゃったんだなあとちょっぴり悲しくなる。
その様子に目聡く気付く少女だったが、少年はそんなことを素直に言えるわけもなく、憎まれ口を叩いてしまう。
曰く、C学生になっても胸はぺったんこでうちのクラスの女子と変わんないね。と。

それにはメガネのおとなしいタイプの少女も頭にきて、大げんかになってしまう。
確かに発育は良くない。良くないが、膨らんではきてるのだ。
なんだかここ数年ずっとそんな状態で、一向になだらかなままなのだが……。

そんなこんなで数日後、アホの父親から揉めば大きくなるというウワサを少年はきき……
親切心から必死で揉む少年と、それを断れない少女の一週間が始まった。

ふくらまなかった。
とっぴんぱらりのぷう

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