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おねショタ108式の68『甘く、柔らかく』

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とあるマンションの一室でのはなし。

両親の仕事のため、少年は定期的に一人暮らしの祖母のもとにあずけられていた。

一年ほど前に没した夫……祖父とはかつて大恋愛の末、年若くに子を設けた彼女は、祖母と言ってもまだ50代ほどだ。

その日も慌ただしく、少年は祖母のマンションに連れて行かれ、玄関口で挨拶もそこそこ少年の両親は仕事へと出かける。

両親を見送り、ドアが閉まるか閉まらないかの瞬間、密かに図って少年は祖母の唇を奪う。そう、二人は祖母と孫である以上の関係になっていた。

きっかけは祖父が没してから暫くした後、家を処分し現在のマンションに越してきたときに遡る。何もかもが落ち着いたそのとき、一気に押し寄せた寂しさを忘れるために、彼女はその身体を慰めていた。

そこにたまたま早く到着した少年が、秘め事を目撃してしまったのだ。

そしてその後、少年は偶然を装い祖母の裸身を覗いたりわざと密着してみたりし、三ヶ月ほど前ついに思いを告げる。最初戸惑った祖母も強引さに絆され、そこから崩れ落ちるように関係を深めていった。

ただし、最後の一線を超えぬように。

そして現在。
少年の両親は今日は泊りがけで出張だという。
それもこれも「彼がよく祖母になついているから」だ。

少年は今夜、”彼女”と……

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むつぎはじめ
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