都合の良い解釈は正義だ
世の中の創作物の余白に思いを巡らせる。つまり解釈するのは個人に絶対的に許された権利でありこれは誰も制限しちゃいけない。
で、仮に解釈するなら都合よくプラスに解釈する方が楽しくない? という話です。
元ネタ、および今回のお題。
上記曲は超名作アニメ少女☆歌劇 レヴュースタァライトの劇中歌なんですけど、この中で注目するのはクロちゃん!
言わずと知れたあいあいさんこと相羽あいな=サンの演ずる役な訳ですけど、この歌の中では、ややソウルフル方面(可愛い)に振れて劇中とは少し声の感じが違います(可愛い)。
これを「ぶれてる」と解釈するのもそら自由なんですけど、敢えて(というのも烏滸がましいか?)「テンション上がるとこういう声になる」あるいは「芸能生活長いけど素はあんな感じ」と解釈すると途端に「おれだけの世界」を築けるわけですよ!
念のため言っておきますがこれは完全に勝手な解釈でありこの解釈に誰かを従わせる意図はありません。
しかし、この解釈を否定することも同様に許さない。俺のクロちゃんはこんなに可愛いんだ。
他の例〜すこし下世話な味付けで〜
解釈とか考察とかがうるさい世界トップクラス、それは型月(ド偏見)。
この中でよく目にするFGOの鯖を令呪で縛ってスケベする同人。これ一説には無理らしいんですよ。
というのが、FGOの令呪は1日一画復活する擬似令呪なので「鯖の意思に反した命令は出来ない」という設定があるわけですね。
ここで選択です。「設定を知らないお前は完全なあほ。よっておれの方が上位者。ウホウホ」となるか「ははーん?さてはこのサーヴァント、こういう命令されるのも吝かではないのだな?」とするか。
……後者、めっちゃ良くない?
勿論、「いや、その鯖はそうならんやろ」って意見もあるんですけど、ならスッと去ればいいわけで、わざわざヘイターになって角を立てることもないじゃないですか。都合よく解釈してそれを他人に押し付けなければなんでもいいんですよ。
さあ、みんなもオリジナル解釈で良い笑顔になろう。
【おわり】