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おねショタ108式の81『K-0の追憶~またあうひまで~』

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近未来、とある秘密バイオ研究所でのはなし。

主人公は次期主力型生体コンピュータのテストベッドである人造人間の少年。

少年は試験管のなかで恋をしていた。
肉体促成と知識植え付けの合間、数十時間に一度確認のために覚醒させられる。
そのときいつも目の前にいる女性研究員は、優しい顔をしていた。

基本プログラムがインストールされた後は、継続して少年は覚醒状態に置かれ、彼女と常に顔を合わせこととなる。
どんどんと思いは募って行くばかりだが、しかし、試験管越しには会話をすることもままならず……。

そして肉体年齢が10歳程にまで成長させられた彼は、ついに外の世界へと出る。
ようやく彼女と会話できると少年は喜んだのだが、彼女は少年のことを息子か弟のように扱うばかりで少年の気持ちに気付いてくれないのであった。

肉体の性能テストも済み、研究所から次の考査を行う研究所へと移るとき、思い切って少年は女性に思いを打ち明ける。
色事に慣れていない女性は恥ずかしがりながらも、最終考査を終えてこの研究所に帰ってきたとき、返事をすると答えるのであった。

しかし、対抗企業の襲撃が迫り……

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むつぎはじめ
資料費(書籍購入、映像鑑賞、旅費)に使います。